■「ニセモノご両親」ロケ地をゆく〜聖蹟桜ヶ丘編■

| ニセモノご両親ロケ地TOP | ロケ地画像 |

以前から不明だった「ニセモノご両親」のロケ地の情報がprinnonoさんのページに書き込みがあり、いてもたってもいられずさっそく出かけることにしました！

今まで12話までページをつくるかたわら、情報となりそうな画像をキャプチャしておいていたのでそれをプリントして持参することにしました。今回はなんとカメラはケータイのデジカメ機能を使うというかつてない冒険を！(^^；　いやいい時代になったもんだと思いつつ、普段めったに使わない機能なもんだからちゃんと写るのかどうか・・・　季節外れの「小春日和」の温かな日曜日に出かけることにしました。　つーか暑すぎ。24度？　Tシャツで十分ですよ。ホント。

「いろは坂」の向かって左側と目安はつけていたのですが地元の地図みたいな看板を見るとどうやらいろは坂を上る必要ないようなので川を渡るとそのまま左折。その先の上り坂を上りきると目当ての場所にすぐに到達しました。　・・・・が、ぜんぜんわからん！！！　何これ？といった感じです。ぜんぜんキャプチャしていた風景になりません。特に11話に出てくる見晴らしのいい風景、家は高台のところで高い石垣の上にありそうと見ていたのですがぜんぜんそれっぽい場所が現れないのです。

とりあえず3話のラストでひみこが逃げた坂道らしきものがすぐ見えたので写真を撮りましたが、あたりをウロウロしてもそれらいき風景がでてきません・・。

とにかく1丁目近辺をくまなく歩きましたがぜんぜんわからなかったのでもしかして違うんではないかと4丁目近辺へ。あの「飛鳥の家」をもう一度見たり、ロータリーのあたりを見たりしながら4丁目を見て歩きましたがやはりここではないようです。何より遠くに見える風景が11話と違って山が奥に見えるのです、橋もありません。いろは坂の頂点から見た反対側も同様です。八方ふさがりでした。ロータリーの裏側など2丁目も歩き回って結局収穫なし。地元の人に数人聞いて見ましたがさすがに30年の月日は長く、ほとんどわかりませんでした。ただ「一丁目じゃないかなぁ」と言っていた人はいたんですよね。

そこで思い切って飛鳥も以前お世話になった（！）ロータリーの交番のお巡りさんにに聞いて見ました！(^^；　「この風景が見えるところ探してるんですが・・・」「あ、ここは出入り禁止の土手じゃないかな」ということでやっぱり駅側が写っているとのこと。もしや反対の2丁目（多摩市役所のほう？）と考えていたには間違いでした。写真では手前が写っていなかったので実はお巡りさんは少し勘違いしちゃってたのですが（おかげで土手付近を怪しく歩き回ってしまいました）、有力な情報を得ました。実は私が以前から指摘してた11話冒頭で写る青い大きな橋。あれは多摩川にかかってる関戸橋だということ。なんと駅よりさらに向こうが映っていたのか！！　そりゃわからんわ・・・　orz　　木々や家が立ち並んで見渡せなくなったうえにビルの乱立で橋などぜんぜん見えなかったのです。私の目が悪いせいではありません！(^^；　それでもその後、11話でマンションらしき一軒だけ大きなビルが映っていたのだがなんとか見渡して見るとビルが並んでる中にそれっぽいものがあった。「あれ？あのビルそうじゃない？」と気がつきました。

・・・で結局、疲労もかなりきてたので今日はあきらめて帰ることにしてしまったのです。いろは坂を降りて駅まで行ったのですが、一応関戸橋があってるか見に行くか・・・と思い駅からさらに反対側へ歩きだしました。するとさっき気づいたマンションが目に入ってきました。「う、やっぱり同じ。12階建てだし形も同じ・・」　思い切ってビルの人に聞いて見ると築30年だと聞いてるとのこと。おお！やっぱりこれだ！

で、橋まで行ってみるとやはりかなりそれっぽい。色はあせて薄い水色になってましたが合ってると思う。散歩してた風の近所のおじさんに聞いて見ると奥に見える都営住宅は古くからあるから間違いないよとのこと。さすがだぜ、お巡りさん！

こうなったらもう一回行くしかない！　あのマンション、関戸橋の位置からしてこの角度で見える場所といったら一丁目しかない！　と確信しました。（掲示板で教えてくれた人は一発でわかったのに私はここまでですでに3時間半も桜ヶ丘一帯を歩き回ってしまった・・・）

というわけでもう一回丘を登り始めました。別の位置から上ったのですが、さすがに歩き回った場所なのですぐにどこかわかります(^^；　するとあっという間に見つけてしまいました！　9話でひみこがニセ親をおいかけたラストシーンの5差路に気づいたのです！　そしてその上には「ひみこの家」がありました！！！！

な、なんのことはない、一番最初に坂をのぼったときに一番最初に通ったところでした・・・。その上はすぐ最初に写真を撮影したところ。もうここは何回も通ったのに・・・・何をしてたんだオレ・・・・　こんなすぐそこにあったのね　orz　

しかしヘナヘナしてる場合じゃなく、日が短いいまどきすでに日が暮れかかっていたのでとにかく撮影しまくりました。ご近所の方々お騒がせしてスミマセン！怪しい男がカシャカシャうるさくしてたんで。空き地の上に上がったり(^^；

結局、景色と、ひみこの家は高台の上にある（庭がすごい高い石垣の上に見えていた）と思い込んでいた私のミスだったわけです。まわりには木が生い茂っていて、隣にも大きな家があったので見えませんでした。「おくさま」のときもそうｄしたが、画面では広く、坂が長く映っていても実際にはそれほど広くも長くもないので見つけづらかったんですね、自分は。そしてすでに11話冒頭のような景色を見渡せる環境にはなっていなかったのです。30年の歳月が経ったのですから。それでも色が変わったとはいえ現存する「ひみこの家」にはあらためて感動・・・。ドラマ自体が幻だっただけに（^^；なんだかひっそりと残ってたような気がしました(住んでる方ごめんないさい）。

暗くなってきたので帰ることにしましたがとりあえず私は桜ヶ丘にわりと詳しくなってしまったようです(^^；