第20話「危うし二重結婚！」

1974年8月13日

ひみこは菊之助に朝起こされて朝食を作ってくれと言われるがそんな義理はないと断る。しかしそこへ巴が乱入、しかたなく二人分の豪華な朝食を作らされる。しかし二人から料理の腕がまだまだと言われてしまう。

お店に行ってみるとひとみがヒガミから怒っていた。なんといずみが財閥の息子との結婚が決まったのだ。いずみは良家の嫁になるには教養など大事だがやはり料理の腕も必要なのだという。レパートリーの少ないひみこは俊也のために料理学校に通うことにした。

料理学校でふとしたことからひみこは市川とう男と知り合った。市川は婚約してるが相手が料理が全然出来なくて納得してないらしく、ひみこに一目惚れしてし結婚をせまられてしまう！

菊之助が家に帰るとひみこは食事中だった。テーブルの上に仕切りを作り、自分の分は自分で作れと言い出した。それがいやなら家を引き払えと言われてしまった菊之助は料理はからっきし。そこで菊之助はひみこの通う料理学校に入る。

菊之助は料理学校でひみこを助けようと市川と口論から喧嘩になって大騒ぎ。騒ぎから逃げ出したひみこは別の教場で料理下手で悩んでいる美也子と知り合った。彼女は料理が下手なら結婚しないとフィアンセから言われているらしい。ひみこは彼女に料理を教えてあげることにするが･･･。

一方、市川が金持ちで一億円もらえると聞いた菊之助はひみことの間を取り持ってあげると約束するが、まずは婚約解消が必要と、二人でフィアンセの家へ向かう。しかし彼女の圧倒的なパワーで逆にやりこめられてしまい市川は渋々結婚を約束させられた・・・。

ひみこは家に帰ると俊也からの手紙を見つける。「料理が下手でもいい。一日も早く結婚したい。至急式場の手配を頼む」とあり喜ぶひみこはさっそく式場を予約しに行く。気にしないと言って仏滅に予約を決めたひみこはそのまま衣装合わせをすることに。ウエディングドレスを身に着けたひみこは大きな鏡のある場所へ移動しようとすると勘違いした式場の人にそのまま結婚式場の花嫁の席に案内されてしまう！　なんとそこは市川さんの結婚式だったのだ！

大喜びで迎える市川だったが、そこへ本当の花嫁の美也子が現れて式場は混乱！　市川は美也子ではなくひみこと結婚すると言い出した。しかしそこへ会場の係りの人が現れて間違いだったとわかる。ひみこが美也子が市川さんのために料理学校へ通っていたことを説明。二人はなんとか結ばれることになった。

ひみこも早く結婚したい！　しかし、式の日取りが決まってもまだまだひみこの状況は相変わらずのままだった。

ひみこは料理学校で市川というフィアンセがすでにいる男性から一目ぼれされ結婚を申し込まれて困ってしまう。

ひみこは俊也との結婚準備で花嫁衣裳を選ぶことにするが・・・

友紀さんもお年頃。というわけで友紀さんの花嫁衣裳がたっぷり堪能できる美味しさイッパイの一本。BGMも含めストーリー展開や演出など全体にシリーズ初期を思わせる内容だと思います。私的には大のお気に入り。

いずみの結婚話がストーリーにからんでくる（市川の相手？）とみせかけてぜんぜん関係がなかった。(^^；　ひみこの料理のレパートリーはたった4つ・・・？(^^)　しかし今まで結構料理できていたんですけどまあいいや。(^^；

俊也の手紙は「帰ってきて結婚？」と思わせる内容で、確かにあと2本しか残ってないわけで九ちゃんも「どうにか近い大団円」と言ってるし。番組開始では1年間の勉強ということだったので1年間（52話）の予定だったのではないかと思うが（「ラブラブ」も？）この時点で残念ながら2クールで終わりということを示唆しているようです。

　で、言われるまま勝手に結婚式の日を決めたひみこだが相手は財閥の御曹司。そんな勝手に決めていいのか？(^^；　と思ったがそれで花嫁衣裳につながるようになってるのね。　でも式場で花嫁が二人・・・？！と大騒ぎのはずが親族とか誰もさわがないのがおかしいといえばおかしい・・・。(^^；

あやめはまたまたまたまたお休み。中央劇場からスカウトされておお張り切りでセリフひとつのお手伝いさん役で出演していて家にいないらしい。

式場の受付の人は頭師孝雄さん。「お嫁さん第７シリーズ」で友紀さんのお兄さん役をされていましたね。そういうとこ見るのなんだか好きなものでついつい書き込み。(^^；

＜ロケ地＞
服部栄養専門学校　・・てあの服部先生の！(^^)　看板とか今とほとんど変わってないように見えます。

熊野会館結婚式場は検索できず。看板の電話番号まで大写しだったけど・・。

☆「ニセモノ」を代表する面白さ。お気に入り度100点！

☆次回予告あり（ｔｂｓチャンネル）