第9話「フンサーイ!!スパルタ学園」 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
田波靖男 |
井上芳夫 |
1972年5月27日 |
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ルンルン気分でお買い物に出かけたサヤカは途中「(車で)送ろうか?」とハヤトに声をかけられ乗ろうとしてると、そこへ二条が「仕事だからすぐ支度するように」と言って現れた。今度は日輪高校ではなく静岡のスパルタ学園という、一流大学合格率No.1といわれる学園で、模擬試験のために一週間の合宿にやってくるという。 寮に現れた学生たちははまるで軍隊のような規律でしごかれていた。彼らは部屋煮につくとすぐさま部屋中、そしてトイレまで年表や公式などを書いた紙を貼りまくってさやかたちを驚かす。食事前の演習でA班のタケイが年号を答えられなかったためA班3人はタケイが英語辞書の1ページを記憶するまで連帯責任で食事抜きを命令されてしまう。可愛そうに思ったサヤカが先生に反論するがまったく聞く耳をもたない。 食事をしないで勉強する3人の様子を見に行くサヤカは気合を入れるためにお互いに殴りあう彼らが理解できなかった。先生がお風呂の間にこっそり持ってきた夕食も持って帰れという。 深夜になって物音に気づいて目をさましたサヤカとウスラたちは、様子を見に食堂へ行くと、そこではあの3人がコソコソと盗み食いをしようとしていた。暗記はできたのだが鬼塚先生がすでに寝てしまって確認してもらえなくて、おなかをすかしていたのだった。可愛そうに思ったサヤカは3人に食事を取らせて上げることにした。しかし、歌を歌ったりしていたので騒ぎでおきてきた先生に見つかってしまい、次の日の朝、3人は処分としてA班3人を落伍者として試験を受けさせずに帰すというのだ。学園の方針についてこれないものは学園の成績を下げるからという理由だった。するとサヤカは対抗して自分が3人の面倒をみて試験を受けさせると言い出した! それから一方、スパルタ学園のスパルタ教育はドンドンと続く・・・。一方の3人は、サヤカの言うとおり休むときは休み、協力し合いながら勉強を続けていた。オヤツを美味しそうに食べるA班に比べ、試験前になってスパルタ学園の生徒たちは食欲を無くしていたが先生は無理矢理食べさせる。 試験当日は、二条が生徒たちを引率するが、A班3人に試験をうけさせると学園のレベルが下がるといって、3人を監視して試験を受けさせないようにしていた。そこでサヤカは「消火器の検査」だといって消火器をばら撒いて先生をおっぱらって3人をハヤトの車で送り出す! 試験も終わり、結果を待つ生徒たち。先生は反抗的な落伍者3人を退園処分と決めてしまった!「動物に芸をしこむようなやり方は間違ってる!」とサヤカは反論するが聞き入れてくれはしなかった。 しかし、試験の結果が出ると3人はスパルタ学園のほかの生徒よりずっと成績が上だったのだ。ショックを受けた先生たちは肩を落とすが、学園を去るという3人を引きとめ始めた。「勝手ねぇ」とサヤカはあきれるが、先生は「考えを改めて、しごきをやめて意欲的に勉強できるよう方針を改める」というのだ。他の生徒たちからも引き止められた3人は学園に残ることになって一件落着!今回もサヤカは大活躍!
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スパルタ学園がやってきた!軍隊みたいでものすごい厳しさにサヤカたちは唖然・・・ 武井は食事前の問題がとけず・・・(中央が加納、左が浅田)
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深夜2時半に物音で目を覚ましたサヤカは「どろぼうか?」と恐る恐る様子を見に行くと、同じく様子を見に来たウスラと鉢合わせ! |
二条の行動はスパイとか関係なく、サヤカの邪魔ばかりしている(^^; |
試験を受けられないよう3人を監禁している先生をなんとかしようと消火器をまくサヤカ!
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騒動の中心となる3人の生徒役は、「おれは男だ!」の風呂屋の息子でおなじみの三城康裕さん(武井役)、 「ちい恋」以前にこちらにも出演していた江戸家猫八さん(加納役)、そして浅田役の立川金志さん(現在は立川龍志さん)。スパルタ教師役に西岡慶子さん、草野大悟さんです。生徒役はすでに20代前半だと思う。 最近ではみかけなくなったような気がする絵に書いたような「受験戦争」の物語・・・だったけど、サヤカの活躍ぶりもあってなかなか楽しめるお話だった。先が読める展開ではもちろんあるのだが、スパルタ先生をやり込めると嬉しくなるのだ。 サヤカ今週の名言 夜中に物音に気づき様子を伺うサヤカたちのBGMはまるでドラクエか昔の子供向けアニメを思い出す。最近のドラマではここまで「モロ」な音楽は聞かないのでは?というくらいにはまった音楽だった。
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☆挿入歌「黄色い船」
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「街の灯り、遠くに見える♪」 |
「若い二人〜生きるため〜♪」 ウスラの持つお玉をマイクに見立てて歌うサヤカです。 |
「黄色い船はどこへ行くか知らない謎ね♪」 |
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☆次回予告
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