第7話「あなたのふるさとへ」

実家へと帰っていた村上。病気と聞いていた母は血圧が高くて寝ていたが、息子の顔を見るととたんに元気になり徹夜で浴衣を作っていた。母が元気と知って暇をもてあましてしまった村上は近所の御薬園に出かける。するとそこへチーコが村上を訪ねてきた。村上を迎えに来たのが妹だと知ってホッとするチーコだった。一方、チーコが恋人かもしれないと慌てる家族たち。

チーコを追って御薬園へ向かたチーコはそこでサリーを見つけて安心して泣き出してしまう。村上は「チーコを故郷に案内したかったけどみんなの手前遠慮してた」「チッチのことが大好き」と告白する。それを聞いて舞い上がってしまうチーコ！

チーコに飯盛山など会津を案内してデートする二人。家ではチーコを泊めるかどうかで悩んでいるとそこへ二人が帰ってきた。村上の家へあがり家族に紹介してもらうチーコは緊張して食事も喉を通らない。「狭い街だから見物してもらうところもないので東山温泉に泊まってもらったら？」とつい言ってしまう母。二人は何がなんだかわからず東山尾パークホテルへと向かうが、家では「どうしてあんなこと言ってしまったのか」と後悔する両親だった。心配なため妹を様子を見に行かせると、二人は金魚すくいに夢中でそんなムードなんて一切なかったので妹も拍子抜けだった。その妹ともすぐに仲良くなったチーコ。

翌日トンコと山下は村上とチーコの様子を見に会津へとやってくる。若松城へと行ってみるとすっかり村上とチーコがいい雰囲気なのでビックリ。四人は一日それぞれデートを楽しむ。帰る時間になっても「帰らない！」とわがままを言うチーコに村上は「言うこときくんだ、カワイコチャン！」と頬にキスする・・・！

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さようなら　
また会う日まで
野の花たち　 チョウチョたち
楽しい一日をありがとう
緑の山たち　 白い雲たち
忘れないわ
ありがとう
さようなら
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何も言ってもらえず、勝ってにお見合いかと心配していたチーコはまだ怒っていた。ふくれっつらがまた可愛い(^o^)

村上が告白してすっかり恋人気分の二人。サリーの話しをする姿をずっと見つめるシーンから、「サリーに似た立派な男の子」「チッチに似た可愛い女の子」のところから気まずくなって目線をそらすあたりなどは、見てるこちらが照れるようなシーンでした。(^o^)　

沖さんはかなりかわいい男の子みたいな演技に終始していて、ハードボイルド系刑事や、シャレのきいた探偵役のイメージの強い沖さんからは想像もつかない。沖さんのファンには意外すぎる内容ではないでしょうか。

個人的にはこんな甘い雰囲気より、片思いで悪戦苦闘するお話が好きだったのですが・・・(^^；

最後の高原を飛び回るシーンと詩のナレーションが「青春」を感じさせる。たぶん、当時よりも、今見たほうがジ〜ンとしてしまうのではないだろうか(^^；

ガールフレンドが来たということで着物を着替えてお洒落したサリーのお母様ですが着物の違いが私にはわかりません・・・(^^；

☆挿入歌「恋は知らない」
村上さんとチーコ、この頃は二人とも幸せの絶頂です・・・！
しかし、前回同様、歌うシーンがないのが残念。

☆次回予告
「山下君とトンコちゃんはかっこいいホットな恋人同士になったの。そしてチッチはやっぱりひとりぼっち。いつもミドリちゃんやルミちゃんに先を越されちゃうの。でも、ひょんなことからサリーがチッチの家へやってくることになったの。さあ大変！チッチは上へ下への大騒ぎ。次回、小さな恋のものがたりをどうぞお楽しみに！」