第6話「風の歌　花の歌」

いよいよ裏磐梯へと合宿に向かった演劇部一同。バスの中からホテルへ向かう途中のハイキング（？）においてもずっとチーコとミドリとの村上を取り合ってのはりあいが続きます。「サリー大好き！」と思わず磐梯山に向かって叫ぶチーコ。

弁天沼で記念撮影をする一行。太っているため写真に写るのを嫌がるトンコに山下は「太っているほうが魅力的だと」言い、すっかり二人はいいムードになる。

練習中もチーコのおとぼけになかなか進まない。チーコは「結婚」ときいてすっかり夢の世界へといってしまう。すると村上に綺麗な女の人が面会に来ているという。チーコは様子を見に行くととても楽しそうで気になってしょうがない。

村上は母が病気なので一晩会津の実家へ帰るという。村上はチーコには何も言わずにその女性と行ってしまう。チーコはみんなが「お見合い」だと噂をするのでいてもたってもいられずバスを追いかけるが・・・

チーコのことが心配なトンコは山下に頼んで村上の家へチーコが行けるようにしようとする。トンコと山下は、村上が３人に家へ来いと電話してきたと芝居するが、ミドリは意地をはって今日は練習をするという。しかし、それを無視してチーコを会津若松へ無理矢理送り出すトンコと山下だった。

会津についたチーコだが、当然村上が出迎えてくれるわけもなく、仕方なく渡されたメモを頼りに家を探すのだった。

----------------------------------
いつのまにか仲直りしてしまった
いつのまにか笑い出してしまうのだった
若いから
転んだって平気
泥だらけになったら
冷たい水で洗えばいい
道を間違えたら
戻ればいい
何度でも 何度でも
恐がらないで飛んでみよう
あきらめないで追いかけてみよう
----------------------------------

演劇部の練習中も妄想で自分の世界に入ってしまうチーコ。

村上はすっかりチーコのことがお気に入りになったようでなにかとチーコのことを気にかけています。

記念撮影でしっかり後ろでポーズを取る山下に笑ってしまった。それなのにカメラ役とはかわいそうに。「太っているほうが魅力的」と教えた山下のお母さんもきっとふくよかなお方だったに違いない。（!?）　トンコと山下さんはそれをきっかけに急にいい仲になってしまったが最初から山下さんは尻にしかれてしまっている(^^；　すでに「山下君」と呼ばれてました。そういえばトンコは「演劇部部員」ではなかったよね・・・

江戸家子猫さんが野原役で出演されてます。どうやら村上や山下と友達のようですので、おそらく彼も演劇部のＯＢなのでしょう。しかしまだセリフも少なく「チョイ役」で、ほとんど頭数のためだけのような存在です(^^；　そのセリフの中で「ウチの父がよく言ってました」というセリフで亡くなられた父親で江戸家猫八師匠を思い出さなかった人は少ないのでは？

空気が美味しいからといってカレーといっしょに空気を食べるチーコと村上。確かに美味そうそうだが、後でゲップが出たことでしょう。(^^；

「どうしてあなたはロミオなの？」というセリフがわからないチーコですが、「行くべきか、行かざるべきか」というハムレットの心境がわかるんですねぇ。(^^；

☆挿入歌「雛菊の首飾り」
村上さんがチーコには何も言わず実家へ帰ってしまったのでショック。もしかしたらお見合い？
ちょっとシチュエーションは古いが、まるでプロモーションビデオのような作り。さすがアイドル。

「サリーのバカ〜！！」
サリーに何も言われぬままおいていかれたしまったチーコ。

☆次回予告
「こっそりサリーを追いかけて会津にやってきたチッチ。サリーの家の大きさにビックリ仰天。そしてサリーの家族といっしょに食事をしますがチッチの小さな肩はワナワナと震えて食事も喉を通りません。でも、サリーに会津を案内してもらってチッチのつぶらな瞳にあふれるほどの喜びが。次回、小さな恋のものがたりをどうぞお楽しみに！」