第1話「いつか だれかと」 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
松木ひろし | 井上芳夫 | 1972年7月8日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
チーコは恋に恋するごく普通の高校生。親友のトンコとともに彼氏の噂すらたたない平凡な女の子だった。クラスには美人で男子にモテモテのミドリがいる。ある放課後同じ城南学院内の大学部のバスケット部のキャプテンらしき人と目が合ってチーコはときめいてしまう。 チーコの特技は空想。帰り道にウィンドウでウエディングドレスを見てポーッとしてしまったチーコは自分の結婚式を夢見る。ドレスを着た自分の隣にはさっきのカッコイイバスケット部の彼が。そしてさっき自分をからかったミドリがそれをくやしそうに見つめる・・・ 実家に遊びに来た姉を送りに行った帰りの途中チーコはにわか雨にあってしまい、近所の大きな木の下で雨宿りをしているとそこへあのバスケット部のキャプテンが現れて傘を差し出した。
翌朝、まちぶせして傘を返そうと早起きしたチーコだったが、そうはなかなかうまくいくはずもなく彼には会えなかった。トンコに相談したチーコは放課後当たって砕けろとばかり練習中の村上のところへ行くが、そこに村上に親しそうに近づくミドリがいた。その姿を見てショックを受けたチーコは自分が本当に村上のことを好きになっていたことに気づく。 ----------------------------------
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
チーコとトンコはクラスメートからからかわれるほどモテない二人だった。 | 大学部の男子バスケットのキャプテンを見てモジモジしてしまうチーコ。トンコは汗のニオイを嗅いで「男性的ね〜」とつぶやく。かなりマニアック。 | 姉を送った帰りに雨に降られたチーコは大きな木の下で雨宿りをしていると、あのバスケット部のキャプテンが傘を差し出してくれた・・・! | 傘を貸してくれた彼のことが気になってしょうがないチーコは、トンコと二人で思い切ってバスケット部へ彼の傘を返しに行くが・・・ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
記念すべき「ちい恋」第一回! 恋を夢見る少女の初恋を友紀さんが好演しています。 いつも空想にふけたり、ちょっとドジで奥手なチーコ。「18歳シリーズ」とはまったく違う役ということですが、本当に別人のようですね! とにかく究極のドタバタコメディー「なんたって18歳」と同時期に製作していたということがまるで嘘のようですね。まったく違う魅力ながら、やっぱりとうかかなり可愛い(^o^)友紀さんを堪能できる作品です。(後半がちょっとツライお話ですが・・・) こんなに可愛いのになぜブスでモテナイ設定なのか見ていて不思議な気もしますが、少女漫画では「パッとしない 平凡な女の子が王子様のような2枚目と恋をする」と言う話はよくあることで、それでも主人公はわりと可愛く書いてあったりしますね。そうそう、必ず美人でちょっとキツイライバルも必ずいます。(^^; この第一話はとくにすばらしい出来で、とても急遽編成しなおしたドラマとは思えません。 脚本には「パパと呼ばないで」「池中玄太80キロ」の松木ひろし氏(他、「ウルトラセブン」「グッバイママ」の市川森一氏など)というところを迎えたところも、この物語をただのドタバタではないものにしていると思います。前作「だから大好き」で共演した沖雅也との「青春コンビ!?」も組み合わせ的にはいいのではないでしょうか。親友トンコ役の笠井としみさんの演技もひかります。 番組冒頭で美人のミドリには大学バレー部の大友はもう古くて今はもっとかっこいい新しい人がいるとしていますがそれが第一話ラストへの伏線だったわけですね。 奈美悦子さんが若くてとても綺麗なのにビックリ! 洗練された大人の女性という感じで、まだまだ子供に見えるチーコと対照的にみえます。 ケン坊も、実際にはチーコの精神年齢がまだまだ低いということを表すためのキャラクターでしょう。 余談だが、最初の出会いの場面、ランニング中の村上さんを見てポーッとなるシーンですが、岡崎友紀さんと沖さんは別の日に収録されてるそうです。へ〜そうなんだぁというウラ情報でした。
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
唯一のボーイフレンド?「ニキビのビンちゃん」は登場はこの話のみと思われます。 相合傘で大騒ぎの女子生徒の中に上野紗千子さんらしき人がいる。「大学のバレー部の?」という台詞の子がそうだと思うがどうでしょう。声が同じだった。教壇の上のチョークの粉はちょっとやりすぎ!? チーコの空想のなかでのサリーとの結婚式のBGMはご存知「花嫁」byはしだのりひことシューベルツ。私も超好きなフォークの名曲です。 レコードプレイヤーがレアだ。(^^; だけどなんだかシングルレコードの時代が懐かしくて・・・。 チーコが「なんだか降りそうよ」と雨をきにしてるシーンでは回りの様子を見ても かなり天気はよさそうです。(^^;
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
☆挿入歌「ファーストラブ」
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「ま・だ、恋なんかじゃな〜あい〜♪」 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「と・お・い雲を〜眺めながら〜、海の話をするあなた〜♪」 チーコの空想でデートする二人。借りた大きな傘を村上さんに渡す。 |
「い・ま、アナタが好き〜♪」 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
☆冒頭に新番組予告の特典映像 ☆次回予告
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||