第52話「ゴキブリ・尼さん・PTA」

1971年9月21日

放課後、また飛鳥は男子から、哲也は女子から逃げながら帰宅。帰ってからはアツアツの二人だがそれをお向かいから覗きみていた夢子は自分が一人なことで腹を立てていた。すると高木家ではゴキブリが出たと大騒ぎ。夢子が乗り込んできてあっさり退治するが、家に戻った夢子はなんとゴキブリを飲み込んでしまって腹痛を起こしてしまう！ゴキブリの復讐か！？　二人で病院へかつぎこもうとしているとクラスメートたちに見つかってしまい、　「なぜ高木先生と飛鳥がいっしょだったのか？」と疑問が生徒達のあいだでおこってしまう。その場は全員で夢子を病院に担ぎ込むが、その後生徒たちの飛鳥たちへの疑惑は晴れない・・・。「飛鳥の後をつけてくるといつも高木先生と同じ方だ」「高木先生のあとをつけてくるといつも飛鳥がウロウロしてる」「なぜ二人とも高木なんだー」とどんどん怪しまれてしまう！その場は走って逃げてごまかすが・・・

翌日は二人のことで大騒動！　二人は生徒や教師からつるし上げられてしまう！追い詰められた飛鳥は「二人は兄妹です！」と言ってしまう。しかし納得のいかない渋沢先生が戸籍を調べると言い出したため「それは困る！」と言ってしまいまた疑われる始末。しかもそこへついに騒ぎをききつけたPTA会長までもが園長室へ乗り込んできてしまう。

女子生徒たちは飛鳥と高木先生と関係ないことを証明してみせろと、教室入り口に水入りバケツのわなを仕掛けろという。「なんでもないならできるはず」というのだ。すっかり罠にはまった哲也に今度は「なんでもないなら飛鳥をぶて！」と生徒が言い出すのでしかたなく飛鳥をぶつ哲也だった。

学校帰りに「今までいろんな人を騙してきた」と教会で懺悔をする二人。しかしすべてをみんなに告白しないと神はお許しにならないという・・。しかもそこへ二人をつけてきた生徒たちが乗り込んできた。慌てて逃げ出す二人。シスターに「二人が何を懺悔したか教えて！」と問い詰めるがそこへシスターに変装した二人が出てきて食い止めるが、しかしシスターは学校へ行って真実を語るという。

翌日、シスター（尼さん）が現れ懺悔の内容を話すが、それは「二人は何も関係ないのにどうしてこうも誤解されるのか。それはきっと普段の行いが悪いから」というものだった。二人がいっしょなのは偶然だったのだということで丸く収まる。二人をかばってくれたことになったが実はシスターは神を裏切り（！）哲也を好きになってしまったためだったのだ！

二人は教会で懺悔をするが、生徒たちにつきとめられてしまう。

飛鳥と哲也はゴキブリを飲み込んでしまった夢子を病院に運ぶ途中生徒たちに見つかってしまった！

「幸せのために・・・」
飛鳥は二人の関係を怪しまれないように哲也のビンタに耐える！

ラスト一本前から大ピンチの大騒動ですね！　いよいよ大詰めという感じが伝わってきますがこの場はなぜか一件落着！　「二人は兄妹だ」とまで嘘をついた二人だったのに尼さんのあの言葉ですべて信用してもいいのかな？

隣りの2階の窓から双眼鏡で哲也と飛鳥がいちゃついてるところを覗きながら「くやしいわ！」と言ってる夢子さんに爆笑。きっと毎日やってるに違いない！！ そのうえ外から見た部屋の様子とその後部屋の中に切り替わったときの部屋の様子が違いすぎ！　（家の外装と内装のギャップもすごいけど！）

尼さんの登場シーン、ファンファーレがなり尼さんが颯爽と・・・チャリンコで(^^；　思わず笑わせていただきました。ＰＴＡ会長は黒塗りの車（一目で会長だとわかったジュンもスゴイが・・・）だったんですが対照的です。チャリではきっと坂道大変だったと思います。

尼さんが哲也を好きになるきっかけが二人で尼さんの足を踏んで真実をばらさないようにしたとき に哲也はそっと踏んでいたが飛鳥は思いっきり踏んでいたかららしい。確かに言われてみれば踏まれた尼さんが飛鳥をにらんでました(^^；　そして最後はその足で哲也を踏んで・・・　というところがミソかな。

以前、NTV系列の「TVジョッキー」かなにかのコーナーでゴキブリを食う男としてテレビ出演した男がその後、体内でゴキブリが繁殖してしまい亡くなったという噂を思い出しました。あれってホント？？あーコワッ！

しかし夢子を二人でバス停までかついできてますかなり疲れると思います。救急車がベストです。

撮影に使われた「熊谷医院」は桜ヶ丘ロータリーのすぐ近くにあり、岡崎さんは、時々そこで診察を受け休ませてもらっていたそうです。（情報提供ポコさん）

飛鳥を殴るときの哲也の顔がすごい！なにもそこまでリキまなくても・・・相当痛かったのではないでしょうか。

PTA会長が現れるがまた違う人だ・・・
（チッチのママだ！）

しかしこの一年で飛鳥は大人の顔になったように思います。

☆お気に入り度も100点満点。