第50話「魔女・まじょ・マジョ」

1971年9月7日

突然の雷雨。飛鳥が部室に戻るとなにやら妖しい雰囲気。ジュンたちが「高木哲也の独身を守る会」を作っていて飛鳥に入会しろというのだ。全員でその誓いを魔女にささげるのだという。もしこの誓いを破るものがいたら・・・　高木哲也に近づくものに呪いが！！　全員の誓いを込めて黒板に書いた絵に釘を打つ・・・。当然すでに夫婦の飛鳥は儀式の夢を見てノイローゼのように恐れてしまう。

小山さんも渋沢先生も哲也に近づいて祟りのような目に合ってしまっていっそう信じこんでしまうのだった。話を聞いたエミだったが、迷信を信じないという彼女はいっそう哲也の誘惑にファイトを燃やす。やはり祟りのせいかずっこけて足をくじいてしまうエミだが逆に哲也に抱きかかえられ・・・。そして夕飯にありつこうとやってきた夢子だが口にしたフライに釘が！

そして哲也もタバコで危ない目にあったため、我慢できなくなった飛鳥は誓いの呪いの絵に打たれた釘を抜こうとするがジュンたちに見つかってしまう。危ないところを哲也に助けられる。「いっしょにテニスの練習をしよう」という哲也にすっかり誓いを忘れたジュンたちは、呪いの絵を消して楽しくテニスへ！

楽しく練習を終えて部室へ帰って見ると消したはずの呪いの絵が変わっていた！恐くなって逃げ出したみんなだったが、打ち込んだ釘を抜けばいいのだという飛鳥の意見を採用することに。言い出しっぺの飛鳥が釘を抜こうとすると「痛いよう・・・」という声が！　全員で様子を見に行くが恐くて近づけない。実はすべてエミの仕業だったのだが、それを利用し、「私が抜いてくるから、そのかわり高木先生と何をするにも私が1番」という交換条件を持ち出した。渋々OKするみんなだったが、チョークを落としたことでエミの仕業と見抜いた飛鳥は先回りして絵に細工をし、「ヒッヒッヒ、痛いよう・・」と逆にエミをやっつけることに成功！！　

しかし、得意になって飛鳥が部室を後にしようとすると誰もいないはずの部室のドアが勝手に開いて中からボールが飛び出してきた・・！！！

災いのもとである呪いのクギを抜こうとするが・・・

飛鳥はなかば無理矢理「高木先生の独身を守る会」に入れられてしまう。

ピカッ！
魔女に乗り移られたジュンを稲妻が浮かびあがらせる・・！

真夏のミステリー？(^^；ちょっとやりすぎのような気もしますが。

ジュンの特殊メイク！がすごい！ 彼女の儀式での芸達者ぶりも必見！！　

占いといい、怪談といい、飛鳥は非現実的なものを信じてしまうタイプなんですね！

三輪車にビックリして逃げ惑う飛鳥に爆笑です。チリチリ〜ンって。(^o^)

エミが前回の「占い」のことを引用してますが、別のストーリーのことに触れることは少ないので意外に貴重か？（鎌倉に行ったことくらいかも）　しかも脚本家も違うし・・・

祟りのはずが渋沢先生の白けぶりや小山さんやエミのずっこけぶりもまた楽しい、お気に入り度100！