第49話「占いなんて当らない」

1971年8月31日

高木先生の歴史の時間に「易」について話が出た。「易」「占い」は信じられるかという議論になったが、高木先生の「昔から信じられてきたことであり、簡単に済まされる学問ではない。」という言葉にすっかりその気になってしまった女子生徒たち。 バカにする男子とは意見が合わず喧嘩になる。

翌日、ジュンが朝から大騒ぎ。近所の易者に見てもらった手相が当ったという！朝からジュンはツキっぱなしだ。小山さんに、海沼先生、渋沢先生と、学園では占いが大流行。女子はみんなでそのジュンのことをみてくれた易者に高木先生との仲を占ってもらうと大はしゃぎ。それをこっそり横で聞いていたエミは部活をなぜか早引きした・・・。

さっそく放課後に駅前の易者のところへ見てもらいにいく飛鳥たち。飛鳥はいろいろと占ってもらうが、しかし易者は高木先生とは結婚してはイカン！と言い出したのだ。もし結婚したらその男を不幸にし命を縮めるのだという。とても信じられなかった飛鳥だが、 次々と易者の言うことがズバリと当ってしまい哲也とのことが不安でしょうがない。 すっかり思い込んでしまった飛鳥は「私と別れて・・・」と言い出すのだったが！？ しかし夢子の星占いでは二人はすごくお似合いだとか。いったいどっちなのか・・・？？？

またまた翌日、ジュンが大騒ぎ。見てもらった６人がみんな高木先生と相性が悪いと言われたことを不信に思ったジュンは易者をとっちめたところインチキだとわかった。なんとエミが買収していたのだ！！

結局もう一度易者に占ってもらったら結果は「これ以上似合いの夫婦はない！」と出た。幸せいっぱいの二人だったが、易者の占いが当ってしまい、割れた蛍光灯が哲也にあたる！　易がまた当ってしまった・・・！！

易者の占いは高木家の離婚問題へと発展！？

飛鳥たちはよくあたる易者さんに見てもらうことにするが

「高木先生とは結婚してはイカン！」

二人の事以外でも次々に当てた易者さんだが、哲也が心配した「二人が内緒の夫婦」ということまでは見抜けないようです。(^^；　二人が結婚してるという事実を知ってるのは二人とテレビの前の自分だけであり、占いに対して秘密を共有してるかのような楽しみが今回は強く感じられました。

エミの買収に気づいた飛鳥は怒ってエミに反省を求めるため挑戦をすると宣言しましたがこのストーリー中は出てきませんでした。

だいたいにおいて男子は占いを信じないし女子は信じる傾向にあるんでしょうか。ちなみに私はいっさい信じません。まあ、海沼先生のようにいい結果が出れば気分はいいかもしれませんけどねぇ。