第47話「お芝居でーす」

1971年8月17日

二人っきりの日曜日。掃除をしている飛鳥の横でテレビ夢中になる哲也に「テレビと私とどっちが大事！？」と迫る。かまってもらえず機嫌の悪い飛鳥だったが、なんとそこへ女子生徒たちが突然訪問してきた！　慌ててトイレに隠れる飛鳥。

彼女たちの話はなんと文化祭でお芝居がしたいという。しかも主役はなぜか哲也だ。 結局哲也の相手役がしたいだけらしい。トイレに行きたくなった生徒達だがトイレに入れるわけに行かない哲也は故障中だと嘘をつく。そのためお向かいの花咲夢子の家でトイレを借りることに。そこで大勢で押しかけてしまって夢子の大事な風船を割ってしまって騒動が始まる・・・ 芝居の話をきいた夢子は自分の芸術作品をダメにしたかわりに自分の書くお芝居に協力しろと言い出す。すっかり調子にのった女子生徒たちは夢子に協力することにする。哲也はしょうがなく参加するが飛鳥にはおもしろくない。

園長も巻き込んで高木家で稽古が始まる・・・　世界大戦後のアダムとイブの愛の物語・・・？？？　妖しい雰囲気で稽古は続く・・・　全員なぜかトリップ状態で哲也はいつのまにか上半身裸・・・　これって芸術？

結局訳のわからない不潔な内容に怒った飛鳥の気持ちを察した園長が中止命令。しかし翌日園長の横暴とデモを行う女子生徒たち。翌日も高木家へ集まって稽古を続けようとしてるところへ哲也が現れて降りると言い出す。飛鳥が「本当はお芝居がイヤでノイローゼで自殺するかも」と言うと生徒達も考え直す。が、お芝居ができなくなった女子や夢子らがギャーギャーとまた騒ぎだすとついに哲也がキレた！！

翌日の授業で怒りの収まらないジュンたちは哲也が呼んでも答えない。しかし、ここぞとばかり哲也を独占しようとする飛鳥に「反省していい子になるーッ」とまた飛鳥から哲也を奪ってしまった。

怪しげな芸術・・・！　全員トリップ状態。

ジュンたちが高木先生まで巻き込んで芝居をすることに本家の演劇部も怒って喧嘩になってしまう！

飛鳥ちゃんはなんだか小麦色に焼けて健康的な18歳です。そういえば全員なんだか日焼けしてるっぽいのでやはり前回伊良子岬へキャンプに行ったからでしょうか？　季節がら海水浴やプールにも行くでしょうね。（実際は撮影とかイロイロ？）　でもあまり夏だからといってドラマに日焼けしたまま出るというのは現在ではあまりないと思います。

「私は若くて元気ハツラツ」「生活にくたびれた中年男のよう」とは年の差カップル（確か10歳くらい）の間では禁句では？(^^；　ちょっと太り始めた（？）石立兄貴もムキになり・・・言われてヤバイお年頃です。

サチコがなぜか今回に限り夢子の迷台詞「くやしいわ！」を連呼します。飛鳥も言ってますね。きっと舞台裏でも流行ってたのではないでしょうか。

突如夢子邸に現れた飛鳥に驚く友人たちだが、「そう、私はどこにでも現れるの！」の一言ですべてを済ましてしまう飛鳥がすごいです。しかもエプロンまでして。

今回ばかりは飛鳥とジュンたちは敵どうし。

高木家のトイレはわりと広いですね！あの引っ張る水洗トイレ懐かしいです。

ダンスシーンでいきなり夜になるのはなぜでしょう。
最後切れた哲也がジュンたちを順番に呼ぶのですが名前を間違って呼んでます。チャコとヨッコが入れ替わっていました。しかし、夢子は風船に名前をつけて呼んでたのですね（しかも芸術作品って・・・）。

☆前半のドタバタぶりの面白さに比べ後半の意味不明なお芝居シーンは私には直視もツライ。なんじゃこりゃー！？　（賛否両論ありそうですが）