第46話「真ッ黒こげの季節です」

1971年8月10日

テニス部の部会で飛鳥たちは伊良子岬へキャンプに行くことになった。松木エミは伊良子は毎年行ってるし、みんなとテントに寝るなんて！と行かないと言い出した。飛鳥も哲也がいい顔をしなかったため行くのを止めようかと思う。しかし、テニス部の部長海沼先生が虫歯で困ってるのを見て哲也は変わりに自分が行くと言いだした。そこで飛鳥も180度態度も変わって行く気満々！　だんな様としては反対だったが先生としてはキャンプはおおいに結構の哲也は参加しないというエミにもけしからん！と言いだしたが・・・。

いよいよキャンプ！　テントを立てたりキャンプファイヤーでの合唱と盛り上がります！　 そして二日目、哲也と飛鳥は二人で抜け出してホテルでデートをしようと計画する。

さっそく抜け出して探しにくる哲也を待つ飛鳥だったがなんとそこへエミが来てしまう！哲也にキャンプに来いと言われていたのだった。なんとかごまかす飛鳥だったがトイレへ行ってるうちに探してる哲也をエミが見つけてしまう。哲也と飛鳥の関係を疑うエミは哲也を誘惑しようとしたため、それを見つけた飛鳥は怒ってキャンプ場へ帰る。

溺れて失神したふりのエミを介抱する哲也は、眠ってるエミに飛鳥の顔が重なってしまい思わずキスをしようとしてしまう。エミは哲也が自分にキスをしようとしたことを黙ってるかわりに東京へ帰るまで言うことを聞くように強要する。弱みを握られた哲也はどうしようもない。

ベタベタするエミにまったくおもしろくない飛鳥！　どんな弱みがあるのか話せない哲也は家へ帰ってからも立つ瀬が無い・・・　「海沼先生と行ったほうがまし」「どうせ別々なんだから今夜も別々に寝る」と飛鳥の怒りはおさまらない！

エミの演技にだまされてしまう哲也。

飛鳥は哲也と待ち合わせているホテルでエミに出会ってしまう。

当時の長期にわたる人気学園ドラマの後半あたりでよくある「旅行シリーズ」の元祖かも？　松坂慶子さんのお宝水着姿を拝めますが期待の友紀さんは残念ながらなし・・・。 夏のキャンプの開放感からか、サチコも大胆にバックのあいたお洋服(^^；

飛鳥が部会で遅くなったので哲也が夕食の支度をするのですが、飛鳥が合宿に行くと言い出すとこのとおり料理も自分でできる」と怒り出す。う〜ん、ドラマってうまくできてるんだなぁと納得。

しかし、自分は行けなくなって変わりに高木先生になったと話して「ばんざーい！、ありがとう！」と言われる海沼先生の立場っていったい・・・

キャンプファイヤーで歌ってるのは「花嫁」byはしだのりひこ＆クライマックス。私も大好きなフォークの名曲です！しかしこのドラマにはこういうニューフォークが良く似合う！まあ同時代のものだからこそなんですが、30年後の今にはもうないかもしれないその感覚がうらやましい。二人こっそりと寄り添って歌うシーンは永久保存です。

海岸で二人が抜け出すことを相談するとき哲也はちょっとセリフを噛みます。そのあと芦野君も飛鳥に向かって「早いですねぇ。」となぜか敬語。

☆お気に入り度も100点満点。飛鳥のアップシーンに全部まいりました。

☆次回予告あり

＜オマケ＞このときのロケ地での撮影と思われます。