第41話「ライバル参上」

1971年7月6日

駅前で特売品の可愛いブラウスを見つけた飛鳥は走って帰ってくる。 哲也の食事もそっちのけでヘソクリの1000円を握ってお店へ急ぐ。 しかしお店へ行ってみるとその予約したはずのブラウスを売ってくれという女性が現れた。 しかも特売前の1200円で買うと言い出したため店のおじさんはそっちへ売ってしまう。とにかく悔しくてしょうがない飛鳥！　おかげで指は切るは、哲也は腰を打つはとついてない・・・

翌日クラスへ転校してきたのはなんと昨日出会った人で、理事長の姪（松木エミ）だという！その美しさで男子はもうざわめき立ち、授業でも飛鳥と対照的にデキのよさをみせつけ、女王様のよう（？）に男子を連れて歩くが、当然女子にはまったくおもしろくない！さらにエミがテニス部に入ると男子はエミの味方ばかりをし、しかもかなりの実力で女子全員まったく歯が立たないのだ。（飛鳥は怪我のためお休み）

さらに哲也のことを「とうもろこしみたいな頭」と悪口を言われ、飛鳥はエミにテニスで挑戦を申し込む。エミはもし負けたらブラウスを返してあげるという。実力が劣ると自覚していた飛鳥は海沼先生に特訓をお願いするが・・。

指の怪我も治り、海沼先生とテニスの猛練習をした飛鳥はついにエミさんと対決する。エミは男子はみんな私の応援だと思っていたが実際には飛鳥の応援についた。実力では劣る飛鳥だったが気迫とみんなの応援のおかげでなんとかエミさんに勝つ！　応援する人が渋沢以外いなかったエミは落ち込むが、「ガンバレ」と声をかけてくれた高木先生をみんなから奪ってやると決心してしまう。不安でしょうがない飛鳥だった。

「ぶっとばしてやりたいぐらいだワ！」
キュウリを手に怒りがおさまらない飛鳥。

ライバルとしていよいよ松坂慶子さんが登場です！　チャーミングな友紀さんとはまた対照的な美しさでございます。　「なんたって18歳！」以降友紀さんと松坂さんのドラマ共演はみられないようで残念です。ぜひもう一度ライバル対決が見たいものです。

「今度会ったらぶっ飛ばしてやるという」とパンチを繰り出す飛鳥がお気に入りです！（画像2参照）　とにかく毎回飛鳥は元気です。

エミさんは海沼先生に前の学校のテニス部では補欠だったと言ってますが、渋沢先生の情報ではレギュラーだっということになってます。どちらが本当かはわかりませんが（私は補欠だったと思う・・・）、しかしまったくあのテニス部は下手すぎますね(^^；　飛鳥は海沼先生にテニスの特訓をお願いしますが、あの先生で成果があるかは微妙です・・・。

哲也が渋沢先生に「松木エミが負けたほうがあの子のため」と語っています。自分のとっている高慢な態度でクラスの女子から孤立しないようにとの、めずらしく教師らしい発言でした。（飛鳥は全校の女子から人気があったんですね！？）

エミさんは最初高木先生を「とうもろこし」だの「ここの女生徒は見る目がない」などと酷評しましたが、最初に哲也を見た表情から一目で気に入った様子がわかります。

エミを応援する渋沢先生のいつもの演技は最高ですね！

特売のブラウスは1200円のところを大特価！？の950円！　（次週にでも着て登場してほしかったがこれを着るのはプライドが許さないかも？）　お金を払ってなくても優先するのは「先約」のほうというのは常識ではないですか？ そうでなければ先約など受けなければいいんです。意味がありません。飛鳥はあの服屋では二度と買い物してはいけません。

いつからタカシとケンイチはテニス部に入ったのだろう？

高木先生に得点を聞かれた小山さん「1対1ですわ」・・・それってテニスの得点じゃないですよね。セット数？

☆次回予告あり