第40話「イヤミなじいさんと高原だョーン」

1971年6月29日

今月も赤字が決定的な家計のことで大喧嘩する二人。おかげで週末に箱根へドライブに行く計画もパーになってしまった。　しかし翌日、園長から「父を那須まで連れて行ってくれ」と言われる。その後は自由だし飛鳥も同行してもいいということだ。タダで旅行できるとあって哲也は大喜び！

わがまま放題のおじいさんにすっかりペースを乱される二人。なんとか那須へたどりついてお役ご免となった二人は那須で遊びまくる。牧場へ遊びに行こうとする二人の前へあのおじいさんが「連れが一日遅れる」と言ってまた現れて牧場へついていくという。おじいさんはすっかり飛鳥がお気に入りだ。二人が結婚しているといってもまったく信用しない・・・。

おじいさんが油断した隙に逃げ出した二人だったがなんだか淋しそうなおじいさんを見て可愛そうになった飛鳥はほっとけなくなってしまい行動をいっしょにすることにした。しかし哲也は怒って女性をナンパしてホテルへ先に帰ってしまう！

ナンパした女性と遊びまくる哲也に最初は子供っぽいイタズラをする飛鳥だったが落ち込んで一人泣いていた。女性と別れた後飛鳥が帰ってないことを知った哲也は飛鳥を迎えに行って仲直りをするのだった。

翌日になると哲也がナンパした美津子には待っていた恋人が現れ、おじいさんにもようやく連れが現れて飛鳥と哲也はやっと二人っきりになれた。

ファンタラマの中ですっかりその気になってしまう二人。

森川信さんが学園長とその父との二役です。まるで別人のような変身ぶりで、ちょっとイヤなじいさんです。

喧嘩したり仲直りしたり忙しいですねぇ・・・　ちょっとベタベタぶりが見てられません。というところで画面が例の人形にすり替わるところがグッド！

哲也と飛鳥が始めて出会ったときは哲也が学生のとき、飛鳥が可愛い牧場の娘だったとうことです。哲也の年齢設定がわかりませんが実年齢からすると6年以上前ということになります。飛鳥はまだ小学生（か中一くらい？）だったということになりますね。そのとき二人は「いいなずけ」として出会ったのでしょうか。前回の話もあるのでまだ哲也は本気モードではなかったであろうことが想像できますが、飛鳥それ以来ずーっと・・！？

前回に引き続き、哲也の意外なプレイボーイぶりが全開です！　哲也が別の女性と食事しているところを射的で狙う飛鳥。その腕前は一級品でステーキ２枚をふっ飛ばしました。

クラシックなオープンカーがかっこいい！　あんな車で那須へ行ってみたくなりました！ 那須のロイヤルホテルは同じ岡崎友紀さん主演の「小さな恋のものがたり」でも使ったところですね！　ファンタラマとかも出てきました。

というわけで、あの牧場は第１回の結婚パーティにも登場した那須の南ヶ丘牧場でした。結婚式では一応信州の牧場という設定だったと思いますが、どちらにも「南ヶ丘牧場」の文字がハッキリと。あの白馬は同じお馬さんでしょうか(^^；