第22話「別々はイヤ」

1971年2月23日

いよいよ待ちに待った二泊三日のテニス部合宿の日がやってきた。飛鳥は朝から学校のことも忘れ、留守の間の哲也の食事や下着の準備に余念がなかった。

テニス部の部員達は合宿のことで勉強も上の空だと渋沢先生は私も合宿に参加し精神教育をすると言い出した。いつもより厳しい（？）練習と渋沢先生のイジメに近い訓示が始まる。さっそくテニス部が留守の間にと小山さんと歴史クラブのサチコとジュンが哲也の争奪戦を始め、家へ押しかけて料理を作ると言い出した。それを聞いた飛鳥は心配で合宿に身が入らない。

家の近くまできて哲也達は子分3人組に遭遇。3人組はうまく小山さんとサチコ、ジュンを追っ払ってくれるが、その礼として食事を無理矢理ご馳走になり、結局3人は結局飛鳥の用意した食料を全部食べて部屋をちらかして帰ってしまた。

3人組が小山さんたちを追っぱらったことを知らない飛鳥は食事前の黙祷時にも「哲也がモテモテで食事をしてる」姿が浮かび、食事が始まってからも「ジュン達に飛鳥と結婚してることがバレてしまう」妄想をしてしまってジッとしていられない。ついに食事の途中に帰ると言い出した。頭痛と嘘をついてミーティングを休んだ飛鳥はこっそり合宿を抜け出す。

家にたどりついた飛鳥は荒れ果てた部屋の様子に「やっぱりバレた〜」と思うが事情を聞いて一安心。合宿を黙って抜け出したことを哲也に叱られてこっそり二人で合宿に戻るが見つかってしまう・・・。 哲也の苦しい言い訳でなんとか渋沢先生に許してもらった飛鳥は合宿一日目の眠りについた・・。

ダメージ感激の俳句集その２
○「食べ物は、いくらあっても困らない〜」　（哲也に食事をたくさん作らせて感激！）

留守中の哲也のことが心配でいろいろと準備をするのですが、飛鳥はシッカリもののいい奥さん という印象を与えてくれる好シーンだと思います。 哲也は一人暮らしが長く自炊もできるようなのでほっとけばいいのです。(^^)

合宿を抜け出す飛鳥のファッションだが、派手な刺繍のパンツにロンドンブーツ（？）、しかし上は通学用のいつものコートに可愛い毛糸の帽子といささかアンバランス。

合宿の風景はなんだか懐かしいですね。抜け出したりこっそり帰ったり。部屋の様子など学生時代を思い出します。

出かける前は普通でしたが合宿に行った後の飛鳥の髪にウェーヴがかかって見えのはいったい？微妙です。

16話にもありましたが、飛鳥は「ぬかみそ女房」にだけはなりたくないようだ。

オフクロ役が第20回の三浦 靖春さんから高野浩幸さんに交代。別に初代オフクロが3人組を脱退して新しいメンバーになったわけではなく、事情で役が入れ替わっただけと思われます。この人当時のドラマでは子役〜青年役でかなり出演していますね。

せっかくアルバイトしたトシコが合宿に見当たりません！　サチコもしらない間に歴史クラブの一員になってました。

☆次回予告あり。