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第7話「ニクイ　あのひと」
佐々木守 枝川弘 1970年11月3日
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今朝は朝からお互いの様子を探りあう二人。実はお互いお小遣いを使い切って相手から借りようとしていたのだった。しかも家計簿まで赤字だという。 しかし、哲也は5千円、飛鳥は2千円お互いにヘソクリしていたのだった。
理事長の娘晴美
テニス部の練習でキャプテン（芦野）が飛鳥ばかりヒイキにするので女性部員から反発を買いほとんどイジメのシゴキに遭うが、そこへ園長から召集がかかることになる。 理事長とその娘（晴美）が来校するので出迎えしろとのこと。さっそくゴマすりばかりの園長と渋沢先生とは対照に食って掛かる飛鳥。テニスをやることになるが晴美はかなりへたくそなのだがワザとミスしてご機嫌を取れとの命令が・・・。しかし飛鳥は納得いかずにラケットを投げ捨てる！

晴美の図書室での小山さんへの無礼な態度に起こった哲也は晴美の頭をポカリ！ しかしそれで晴美はすっかり哲也にお熱を上げてしまう。一方飛鳥の毅然とした態度に感動したテニス部員は飛鳥が園長にしかられたと勘違いし、晴美に仕返しを敢行！ 絵の具でベタベタにしてしまう。洋服を汚された晴美は哲也を連れて買いに行くと言い出す。 ナケナシのヘソクリ5000円がこれでパー・・・。飛鳥はスカッとしたお礼にみんなにあんみつをおごることにするがそこで哲也がヘソクリを持っていたことを見つけてしまう。しかも予想以上に友達がみつまめを食べたため飛鳥のヘソクリも激減！！


ご満悦の理事長

帰ってからの高木家はまたしても飛鳥の怒りが爆発し哲也もタジタジ・・・　そこへ「大変だぁ！」 と園長が乗り込んできて休戦。理事長と晴美が家へ乗り込んできてしまう。晴美は哲也を 好きになってしまったが理事長もすっかりご機嫌。外へ仕方なく隠れる飛鳥だったがすっかり 落ち込んでしまう。
翌朝、仲直りをした二人はヘソクリの隠し場所を教えあうが、哲也は飛鳥が先月隠したが完全に忘れていたヘソクリ1500円を発見してしまう。哲也が1000円、飛鳥が500円。 仲良く分けた。時間は8時。学校へとダッシュする二人。

この回から園長の娘晴美をメインとしたストーリーが始まります。 演じた坂倉春江さんはなんと映画版の「新婚教室」では飛鳥のクラスメートとして出演されていますね！ （いったいいくつなんだ・・・）

二日間の朝の哲也と飛鳥のお互いの様子を探りあうシーンの演出が秀逸。 ベースのきいたBGMも良い。朝のやりとりから「アッカンベー」をする飛鳥は「ベーだ」ではなく「ピーだ」と言うところが可愛らしくてたまらない！
最後が人形（？）のポケットになっているところなどはこのあとシリーズで何度か出てくる演出です。

親しい友達だと思っていたチーコやヨッコにいじめられるとは思いませんでした。女は怖い・・・ 芦野君は意外にモテたんですねぇ。
芦野君はテニス部のキャプテンだったのです。

結婚以来哲也は飛鳥にハンカチひとつ買ってあげたことがなかったことが判明。 ってオイオイ。

ドラマ最初の二人のやり取りで飛鳥はセリフを噛んでます。勢いでOK出たのかな？

朝へそくりを用意した二人のバックになぜか電車の音がしています。近くで走っているとは思えないのですが？？？

　

☆次回予告あり