第28話「まどかちゃんがいっぱい」

1972年4月11日

急なキャンセルが入って連休になったまどかと川村多恵。そこへ、畑野洋子がお見合いするというニュースが飛び込んできた。タカシという恋人が地元にいる洋子だが父の世話になってる町の有力者の紹介のため断れなくて困ってると言う。ハンサムだと聞いたまどかは、仲人が不在の見合いだということをいいことに連休を利用し「お見合いの身代わり」をすると言い出し、多恵を付き添いに鴨川へいくことにする。

後輩の92期生の3人が実習で鴨川に行くことをきいた3人は実習の手伝いをする条件で同乗（つまりタダ）させてもらって鴨川シーワールドへ行く。まどかは鼻たれ坊主役を熱演していじめようとするが優秀な後輩に一本とられてしまう・・。一方見合い相手のショウジキミオも恋人がいるため身代わりをたてるが、なんとその身代わりは学生時代の友人だという皆川竜二だった！

待ち合わせ場所へ急ぐ竜二はなんと主任さんと激突、吹き飛ばされ、しかもそのショックで主任さんをまどかと間違って抱きついてしまったため主任さんから頚動脈に空手チョップを受けて失神・・！　それ以来竜二は出会う人がみんな「まどか」に見えてしまうようになってしまう。（主任さんの顔はトラウマのようだ）

待ち合わせ場所でバッタリ会ってしまう二人。必死で逃げるまどか！　しかし竜二は誰もかれもまどかに見えてしまう。そこからはお得意のドタバタパターン！！鴨川中を逃げ回ります！

その頃、本物の洋子とショウジは偶然出会ってお互いに恋人がいて身代わりをたてていたことを知る。最後ついにまどかを追い詰めた竜二だったがまだ自分がおかしいのだと思って「一見まどかだがただのブス」と言って去ってしまう。

結局、騒ぎは引き起こすは、出発時間にも遅れはで、後輩から「こんな先輩を絶対に見習わない」とまで言われてしまうまどかだった。

まどか最大のピンチ！？

まどかと竜二は互いに友人の代理としてお見合いをすることになり、バッタリと出会ってしまう！！

主任さんとぶつかって気絶した竜二には他の人がまどかに見えてしまう・・・。（魚を紹介する係りの女性がまどかに見えたのだが実際は全然違う！）

海に向かって「まどかちゃ〜ん！」と叫ぶ竜二を見てると逃げ出したくもなりますね！　そして奇しくもまどか人生で2度だけのお見合いの相手はどちらも竜二だったわけですが、そうか、竜二との最初の出会いはお見合いだったんですね。第一話の前のことなどあまり気にしてなかったが、考えてみればそりゃそうか。さすが（？）、社長令嬢。

鴨川といえば「おくさまは18歳」第30話で行ったところです。はるかのセリフで「シーワールドって言えば確か去年哲・・・」と言いかけるファンにはたまらないシーンあり！　 そうです、哲也と行きましたね〜！！ さすが脚本家が同じ！(^-^；　（「おくさまは18歳」第30話参照）　それとも台詞自体はアドリブ？

失神した竜二を「ちょっと失礼！　あら、気がついたわ」と冷静にカツを入れる主任さんがなんだか笑えます。日頃間接を鳴らしてますので（？）武芸の心得があるのでしょう。 しかし抱きつかれて自分を見失ったようですが(^^；

知らずにお互いに身代わりで出会う二人のシーンが最高です！何度見ても可笑しくてたまりません！！！！

竜二がでてくると「秘密を守るためのドタバタ！」というシリーズの真髄というか基本の物語になるので面白さ倍増です。あと主任さんがシャチのショーで水をかけられたシーンも爆笑しちゃいました！

ゲストにはザ・ガードマンでおなじみの倉石巧さん。相変わらずの濃い二枚目です。それともうお気づきと思いますが、はるかの後輩吉田という役で売出し中（？）の中田喜子さんが出演しています。 この方、まったく変わりませんね〜！

まどかのヘアスタイルが変わりましたね（前回途中から）。とっても可愛くなりました！　(^o^)/　でもなんだかいつも後ろ髪は乱れてます（？）　 赤い洋服はまるで「魔法使いサリーちゃん」を彷彿とさせます！

なんと見合い相手ショウジの恋人は「あっちゃん」というそうです。

後輩の中でもう一人、西城マリさんもいました。この後すぐ放送になる「だから大好き！」第7話のヒロミ役で出演されています。（でも名前は「西條マリ」となっていました）

☆25分間楽しいシーンばかりでもう見所満載の名作です！！

＜ロケ地＞
鴨川シーワールド
www.kamogawa-seaworld.jp/