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第12話「別居結婚大騒動」

村山庄三 帯盛迪彦

1973年12月18

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今朝も慌てて出勤しようとするしずか。しかし朝からイチャつく大家夫婦にジェラシー。そこで「私にもフィアンセがいる」と意地をはって大見得きってしまったところ会わせろということになってしまう。そこでしずかは洋一にそれを依頼。嫌がる洋一を秘密をたてになんとかウンと言わせる。

日曜日お互いにダブルデートをするが、楽しそうに遊ぶ大家夫婦に負けじとはしゃごうとするしずかだがどうも洋一は乗り気じゃない。洋一にとっては妹相手の保護者気分だったからだ。そこで大家夫婦は二人の仲が怪しいから自分たちが発明した「愛を確かめる方法」というテストを受けろという。しかしそのテストがかなり変わったものでとまどうしずかたち。するとそこへ南太郎、出雲のおば様が乱入! 秘密だらけのしずかたちはごまかすのに精一杯。収集がつかなくなってしまう・・・。

ドサクサにまぎれて逃げ出した二人。追いかけてきた大家夫婦に「仲人をしたい」と言われてしまう!さらに困ってしまったしずかはとっさに「二人は別居結婚している」とさらに嘘の上塗りをしてしまった!

翌日、「二人が別居しなくてすむよう給料をあげてくれ」と大家夫婦が会社に乗り込んできてしまい社内は騒然。そこへ帰ってきたしずかと洋一。さrにおば様まで加わってしまい、どちらにも嘘をついていた手前どうにもごまかしがつかなくなってしまったしずかと洋一はいったん逃げ出してしまう。なにかいい方法はと考えたしずかは二人で「記憶喪失」を演じることに・・・。

結局そんなことがいつまでも通じるはずがない・・。洋一もつい本当のことを言ってしまうし、しずかも神田の出現と救急隊員に化けて登場した社長やおば様によってつい化けの皮をはがされてしまう。

洋一がかばうことでなんとかクビはまぬがれたしずか。しかし大家夫婦に嘘をついた罰で家の掃除から買い物、店番とこき使われてしまった。 

 

フィアンセがいると嘘をついたしずかは洋一を無理矢理連れて大家夫婦とダブルデートをすることに

 

しずかと洋一が別居結婚してると聞いて、給料を上げるようにと大家夫婦が会社に乗り込んできてしまった。 「フン!だ。同じ記憶喪失なのに。エコヒイキ!」

村山脚本というとシリーズでは「バカバカしい面白さ」が魅力(と私は思い込んでいる)。「これができる?さもないとこうしてやる」みたいな条件が普通では考えられないくらいいきなりのものでストーリーを強引にもっていこうとしてるように感じることが多い。ここでも「別居結婚」「記憶喪失」などありえないし強引すぎ(^^; 正直見ててあきれる部分も。だが前半は(くだらない愛の証明ごっこはあるが)まあけっこう楽しめましたし、記憶喪失を楽しむかのようなしずかのセリフも面白かった。 やはり秘密を守るというシチュエーションからくるドタバタは楽しいものです。しかし収集がつかなくなったときのオチまでの処理がどうも・・ 大人になって今見ると社長たちが救急隊員に変装するなどつっこみどころ満載なことが楽しさを上まわってしまうこともある。全体にはカラッとしていてとても楽しめた一本だけにちょっぴり残念。 11話の「ドタバタ」とは何かが違う。

別居結婚・・・いきなりの嘘にコケるしかないが、ありえないようなちょっとラブラブなワクワクしたような不思議な雰囲気にしずかもあこがれてる部分でもあったりして。

迷作「ママライ」第20話「ツバサとマリの狂騒曲」をちらっと思い出してしまった・・・・。

 

 


虫歯は伝染するのだろうか???? 確かに赤ちゃんのときに親の口から虫歯菌が移るという話は聞いたことがあるが、大人になってからは関係なかったような???