第11話「何が何やら大混戦」

1973年12月11日

なんと壁に個人別売上成績のグラフを張り出した社長。あと5日で成績が一番だった人が日の出町商店街の東南アジア旅行の添乗員に行けるのだ。現在一位はダントツで洋一で二位がしずか。あとはどんと離れてどんぐりのせいくらべ・・・。順番で今回はしずかが行けるよう仕事をまわそうと言い出す洋一。しかし意地を張って受けようとしないしずかだった。一方、今回はとてもしずかにさえおいつけないと知った他のメンバーは新入りのしずかにだけは先を越されまいと自分の獲得した分を洋一にまわすことに。それを知ったしずかはみんなと戦う決心をする。

そこへ仕事の電話が入る。桜井農協の500人の旅行の依頼だ。しかし女4人で乗り込んでしまって我先にと営業するため組合長も混乱してしまい出直すことに・・・

公園でやり合うしずかと洋一だがそこへまたおば様が現れた。しかし、洋一の婚約者であるという「秋元しずか」を見たこと無いおば様は、私が二人の仲人をするから会わせろと会社へ洋一をひっぱっていこうとするおば様。「これはチャンス！」としずかがおば様が会社へ案内することに。なんとしずかは由緒正しい家柄で普段は「しずか」とは名乗らず仕事してると嘘をついて・・・。

会社へついたおば様としずかは「婚約者のしずか」に会いに来たと言い出した。おば様が洋一を連れに戻った隙に事情を説明するしずか。洋一は好きな人が会社にいるが恥ずかしくて言えず、たまたま近くにいた自分のなめを使っただけだとごまかす。おば様が洋一を連れてくるととたんに女子社員が全員「自分が秋元しずかだ！」と言い出して大混乱！！

混乱したその隙をぬってうまく桜井農協へと出向くしずか。組合長さんの釣りに付き合って気に入ってもらいまんまと500人の契約に成功！　会社に戻ったしずかは成績でブッチギリの優勝！　これで海外出張は決まったと思えた瞬間、商店街会長が腸ねん転で緊急入院し旅行は中止に・・・。会社的には500人の旅行があったので「あいこ」だったが・・　あの騒ぎはいったい・・！？　ガックリのしずかだった。　

個人成績表を店内に張り出した社長。その目的は売り上げのこと以上に洋一をひいきするため・・？

洋一の婚約者という「本物の秋元しずか」をさがしに出雲のおば様がお店にきて大パニック！　その頃しずかは・・・

ダメ社員と思われていたしずかですが、なんと成績ではナンバー２！？　しかしあんな社員でいいのか？ってくらいいいかげんな人ばかり（なまけて成績ををゆずるという洋一も）の会社です。

ゲストは松崎真さんが組合長役で登場。「手を上げて横断歩道をわたりましょう！」耳に残って離れない名フレーズが懐かしいです。

楠トシエさん、今回もけっこう面白いですね。意外に歌もうまくておもわず社長もノリノリに・・。今回ばかりは富士さんも負け（？）ました。また傍観者と思われたトシコですが、洋一に婚約者がという話を聞いて泣いたり、秋元しずかレースに参加してましたが「「とりあえずのっかった」みたいな感じで、面白ければなんでもいいってふうでした。

珍しくしずかの作戦がバッチリ決まったと思うと最後にはやっぱりオチがつくのです・・！　それにしてもタイトルどおり、何が何やら大混戦、ドタバタしっぱなしでした！

台詞がなかった女子社員二人についに台詞が！！　「私たちも秋元しずかよ！」 　でも全社員出演と思われたがそういえばまともちゃんがいません。