第10話「大嫌いって大好き！！」

1973年12月4日

南コンツェルンの大社長のご子息が都内観光を申し込んできた。しかもたった一人、そして添乗員にしずかを指名してきたのだ。そう、彼はいつもしずかをおいかけてる南太郎だった。団体以外は受けないという決まりを無視してしずかに命令する社長。なんとか断ろうとするしずかだったが「海外研修」をたてにされては受けリしかない。心配だった社長はしずかにお目付け役を小沢さんをつけ、その小沢さんのお目付け役に（？）に洋一をつけた。こうして4人の珍道中が始まるのだった。

わがままをいう南に反抗するたびに減点されてしまうしずか。やってられないとムクレるしずかを「添乗員はキライなやつから好きになる。仕事に私情を入れてはいけない」と説得する洋一。心入れ替えたしずかは努力を始めるが、なんとなく二人はいい雰囲気になって見えて今度は洋一もあせりだしてきた。しずかと洋一は意地の張り合いからけんかになりそうになるが、ついしずかが南を投げ飛ばして怪我をさせてしまう。

南はしずかの部屋で看病付で入院すると言い出した。またしても社長命令で断れない。部屋は汚すは、ピラフをつくれと言うは、わがまま放題の南。そこへ神田が現れてしまい、南のようすを見られてすっかり誤解されてしまう。しかも出雲のおば様まで現れて大混乱。なんとか南に協力してもらい事なきをえたが・・・。困り果てたしずかは剣道部の合宿代をねだりにきた妹つぼみを利用して追い出そうと計画。なんと剣道部の合宿をしずかの部屋で始めることになり、どさくさで南を追い出すことに成功！　しかし現れた洋一といい感じになったところをまたしてもつぼみに目撃され・・！

洋一としずかは意地の張り合い！　お互いに南、おタケさんと仲良くしてみせるが・・

しずかの添乗員ぶりを見てちょっとだけ「青山はるか」を思い出しました。 見ていて洋一より絶対南太郎のほうが合ってるように見えるのは私だけ？

ディスコ（？）で踊るしずかだが「いくらなんでもこれはひどい！」という洋一。ちょっと若いくせに古臭いお方です。

しずかの部屋にもぐりこみベッドにキスする南太郎。かなり変態だが気持ちはわかります。(^-^) 私もしずかの家でピラフごちそうになりたい！

ラストシーン、しずかの手をとる洋一。なんかムカツク・・・。

若葉女子高校女子剣道部は全部で4人？と思ったけど作戦遂行するだけの精鋭舞台ですよね(^^；

☆今回ほとんど主役状態のストーカー南太郎が最高！洋一の絡み具合がどうも気に入らないのをさし引いてもなかなかお気に入り度高し！98点！