第9話「負けられません」

1973年11月27日

またしても寝坊してしまったしずかは遅刻してしまう。社長からめちゃくちゃ怒られるが同じく遅刻したと思われた洋一との扱いに明らかな差別があって怒る女性社員たち。しかし洋一は遅刻したのではなく、すでに一件まわってききて海外旅行10人分のパックを決めてきていたのだ。しずかとの差を見せつける洋一だった。

するとそこへベテランの小沢ががっくりして帰ってきた。井の頭商事の社員旅行120名分を大手の日本エージェンシーに取られてしまったという！　なんとかしようという洋一だが大手相手では無理だという社長はなんとしずかに遅刻常習の罰としてやれと命令する。洋一に「無理」と言われたしずかは意地でもやりとげてみせると洋一と張り合うことにする。

しずかはなんとか出前に化けて社長質にもぐりこむことに成功し顔を売る。一方の洋一はルックスをいかして旅行の責任者の女子社員高橋キヨコに接近してバレーボールのコーチを引き受けることに。ゴルフのコンペの情報を聞きつけたしずかはキャディーとして同行し接待を始める。お互いが気になる二人はそれぞれを偵察しはじめる。それは仕事？それとも嫉妬・・・？？？　旅館にまでついていって食事を御馳走になるしずかが一線を越えては！と勘違いして踏み込んでしまう洋一。洋一らしからぬ失態だったが・・・

しずかの接待は見事成功して社長から旅行をスミレトラベルにするように言ってもらう。洋一に勝ったと思われたが、なんと社長の命令は計画をたてた女子社員たちから猛烈に反発をくってしまいしずかの計画は失敗してしまう！　責任を感じたしずかは女子社員に誤りに行くが、「手をついて誤れ」と必要以上にせまる女子社員に我慢も限界、しずかは「これ必要以上に誤るのはまっぴら。」とキレる。

また失敗かと思ったしずかだったが、さっきの女子社員が謝りに来る。というわけで見事逆転、逆転また逆転を決めたしずか！　洋一に「負け」を認めたさせることに成功するが、そこへ井の頭商事の社長が登場。夕べの洋一の友を思う心に感動した社長は100万×50人分の社長会の海外一周旅行を依頼するという！　やっぱり最後は洋一の勝ちでした！

二枚目ぶりを武器に井の頭商事女子社員に近づいた洋一は得意のバレーのコーチを引き受けて契約を取ろうとする。そのモテぶりにやきもきするしずかだが・・・

社長のときどきでる関西弁は「少女歌劇」が関西があったためとハチゴロウが視聴者にむかってご説明。ちなみに冨士さんは静岡県出身だそうですので関西弁はマネしてるだけか・・。静岡だから芸名「富士」なのかも？（想像）　ちなに「冨士」だったり「富士」だったりするのはあまり気にしないようにしよう(^^；

内田（南）は3回の出番だが今回は洋一としずかの中をとりもつだけのまるで「おまけ」のような出演。ほとんど顔見せでちょっとさびしいです。

ゲストに桜井センリさんが井の頭商事社長役。旅館での洋一が勘違いする模型を見てるシーン。シリーズにはめずらしく「お色気」か？と思わせておいてなんかこれで勘違いするか？という控えめなシルエットでした。(^^；

旅行の件で失敗したしずかをせめる女子社員連中の態度でかすぎ（怒）何様？？　結果うまくいったわけだが別に同じ会社の社員としての失敗でもなし、まったく誤る必要はないのでは？

着物を着て現れた女性「まともちゃん」はおなじみ友紀さんの従妹の上野紗千子さんだと思われます。「ニセモノご両親」では会長の車椅子を押していた付き添い看護婦と同じだと思います。「ママはライバル」でもクラスメートのなかにいます。今までその他社員のなかにいましたがようやくキャラがつきました。着物を着ている姿を見ても驚かないしずかが「まともちゃん」とすでに呼んでいます。

遅刻したしずかと洋一。時計を見ると9時25分くらいだ。出社時間はサラリーマンの9時なのだろう。しかしハチゴロウは「仕事の前に新聞を読む」と言っていましたがあれはサボってるだけか(^^；