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第1話「婚約しちゃった?」

ながのひろし ゆあさのりあき

1973年10月2

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二十歳になった秋元しずかは自分の力を、可能性を試してみたいと過保護な両親に対して独立を宣言! 近所のレコード屋の2階に部屋を借りて一人暮らしをはじめる。しかし実は大家のレコード屋の夫婦はしずかの両親に本人には内緒でしずかを見守るようお願いされていたのだった。

しずかは愛称は「にぎやか」ちゃん。その名のとおりドタバタといつでもにぎやか。毎朝の仕度もドタバタと忙しなく、改札の駅員さんにも迷惑がられるし、毎朝会社に出勤すると社長とぶつかってる。

しずかの勤める旅行会社「スミレトラベル」では、今日全女性社員の憧れ、北山洋一という会社のホープで二枚目が海外勤務から帰ってくるという話題でもちきり。洋一とは幼馴染で会社への入社も推薦してもらったしずかは社長と空港へ迎えにいくが・・・。

空港についた洋一はいきなり男二人組みに拉致されるがその黒幕は出雲のおば様だった。お見合い会社を経営しているおば様は記念すべき500組目のカップルにと洋一をつけねらっていたのだ。一方、はぐれてしまったしずかはふとしたことからナンパな男・南太郎と知り合っていた。いきなり気にいられてしまったしずかはなんといきなりプロポーズされてしまうがあきれたしずかは逃げながら洋一を捜すことに。

捜しつかれたしずかはおば様のところからなんとか逃げ出した洋一と公園でバッタリと出会う。そこへ追いかけてきた南太郎から逃げて隠れるしずかだったが、またまたそこへ洋一を追いかけてきた出雲のおば様が登場。そこで洋一はお見合いを断る理由として「実は決めた人がいる。その人は秋元しずかという」とおば様につい嘘をついてしまう! 勝手に婚約者にされたしずかは怒るがそこへまた南太郎が現れたので今度はしずかが洋一を婚約者として演技をすることでかわそうとする。こうして二人は他人には言えない秘密を持ってしまうことになってしまった・・・。

会社についた二人だがそこへまたしてもおば様が現れて洋一の婚約の話をしてしまい社内はパニック! なんとかしずかのことはごまかすことに成功したが・・!! 
「第一話からこれじゃ先がおもいやられるんだわァ!」

 

二十歳になったしずかは両親からの独立を宣言! 一人暮らしを始めることにした。

 

おかしな青年南太郎と知り合ったしずかはいきなりプロポーズされてしまう! 海外勤務から帰ってきた幼馴染の洋一とふとしたことから婚約することに?

記念すべき第一回。 友紀ちゃん独特の「〜なんだワァ」の口調も健在(^^)

シリーズも4本目だがここでも「18歳のおくさま」が登場します。今見ると恥ずかしいようなペアルックも見事。でもやっぱり主人公のしずかよりも大人びているんですねぇ。 西真澄さんは「時間ですよ」第2シリーズに出演されてるがたった2年でだいぶ大人っぽくなったように見えます。

寝たと思ったら「もう朝〜!?」と起床する友紀さんが可愛いですね。テンポもマル! シリーズの顔ともいえる冨士真奈美さんは今回はいつもの怪演はちょっと控えめ(?)の元SOS少女歌劇花組の美人女優だったという経歴をもつスミレとラベルの女社長藤乃すみれ。楠トシエさんとの今後のバトルに期待!

ホーンユキさん懐かしいですね。美人でナイスバディ!しずかとは同期のゆかり役。 夏夕介さんもシリーズにはかかせない方ですがここでは社長に憧れるダメ社員(洋一と同期)を熱演。 内田喜郎さんは「おくさま」以来の出演(ママはライバルでもゲスト出演していますが)。私にはナイーブな美青年役の印象の強い彼もここではうって変わって飛んでる大財閥のおぼっちゃま。最後に必ず「ウフッ」って感じのカワイコ演技が笑わせてくれます。

この時点で一応本命と思われる洋一。まあ、あるきっかけ(ここでは突然お互いに婚約してるという嘘を共有)を境に幼馴染から気づいたときには好きだった・・という「ありがち」パターンと思われますけど。しかも男はイケメンで仕事もバリバリでモテまくりというマンガのような・・・話なのだが・・・洋一役の時本和也さんは線が細くてキャラも周りに比べて弱いです。

 


あの駅の改札はどこでしょう? 電車はJR(中央線快速?当時は国鉄か)のようですが有人の改札が懐かしいです。

出雲のおば様の会社の「動くお見合い写真」はすごいですね。ホームビデオやカメラがなかった時代に8mmを使って仕事をしていたなんてナイスアイデア!

あのレコード屋「Melody House」は原宿竹下通りにあったそうですが今はありません。

挿入歌は「恋しているから」
しずかが手にしているギターは当時のフォーク世代には懐かしい名器ヤマハFGシリーズでしょうか。