第47話「誰かが誰かを恋してる」

1972年8月22日

伶子さんが泣いているので珍しくまどかが慰めてあげると、なんと卓丸とチアキさんがかなりベタベタしていたという。その様子を見に行こうとする途中、まどかはペットショップへ向かう竜二と出会う。車に乗せてもらったまどかだったがホテルのプールに誘われたことを了承したとたん竜二はまいあがってしまい途中事故ってしまう。ヨレヨレで丹野クリニックに到着した二人。

卓丸は下宿代が払えなくてご機嫌をとっていたらしい。しかし、チアキさんの本命は竜二で卓丸はあくまでスペアなのだ。卓丸のご機嫌とりも結局通じない。しかもホテルのプールの招待状をチアキにとられてしまう。

ホテルにチアキと竜二が来た日はまどかも仕事でホテルに来ていた。そこへなんとファッションショーを見に来たママと遭遇。絶体絶命のところをなんとかロビーからばれずに逃げ出すことに成功するが、カバンをロビーに忘れてしまい帰るに帰れなくなってしまった。まどかは竜二に相談し協力してもらうことにするが、それをチアキが聞いていて邪魔しようとする。

ママに近づこうとする竜二だったが、そこへ邪魔をしに現れたチアキが秘密を守ろうとする竜二が断れないでいるのをいいことにやたらベタベタする。その様子を勘違いしたママは竜二にいつまでもまどかを待っててとはいえないと言うと竜二は「この一年、ひたすらまどかのことだけを想い続けてきた」と話す。その言葉を柱の影で聞いたまどかも竜二をすっかり見直すのだった。

伶子が卓丸の元へ貯金通帳を持って現れた。その気持ちを知って卓丸も伶子のことを「気が強そうだけど優しいんだね。」と見直しすっかりいい感じ。しかし、下宿代のことを教えてくれたのがまどかだと知るとまどかのことも改めて見直した感じに・・。その様子を覗いていたまどかも「誰が誰を好きになったらいいの？」と悩んでいた。

こちらもイイ感じ？の伶子と卓丸。ふたりを近づけてあげた形のまどかだが・・・こっそり影で様子を見ているあたり、ちょっと後悔？？

「（外国へ）行かれるかも？」
まどかの予言は的中するのか？！

ママと竜二の会話を柱の影で聞いていたまどかは、自分への竜二の思いを聞いてジ〜ンときちゃうのでした・・。

恋愛模様も混線中！？　進展したようでからみあった感じなのです。でも竜二に対してまどかはかなりグラついたのは事実ですが、ちょっと卓丸にも未練が？(^^；　 う〜ん、でもまだまだ竜二は情けない男でとても我らのまどかちゃんをまかせられる男ではないと私は思う！　一方卓丸と伶子も進展したようでしてないようで・・・卓丸とまどかもどうなの？って感じ。しかしチアキがいなくなると万事解決にも見えてしまうのでした。(^^；

伶子が死にそうになりそれを止めるまどか・・・いつのまにか入れ替わってしまい・・・「はん？」と我に返るところで爆笑！くだらないんですけどね。そのふたりのシラケた雰囲気が絶妙でした！　その後「まどか」をごまかすために「窓から表を〜のぞいてみるだけじゃあ〜」と主題歌を歌ってごまかすという荒技が炸裂しましたがかなり無理がありますね(^^；　でも、それで踊りながら新宿へとつながり、「飛び出そう！」の部分で車が出てくるあたりはかなり計算した演出だったということでしょうか。それにしてもこのときのまどかのミニスカートは短すぎでちょっとドキドキしました。(^^；

卓丸が家賃を払えないのは英会話を始めたためのレッスン代と教材代のせいだが、その理由は「近いうちに外国に行く予感がする」とか。まどかも「行かれる気がする」と最高の表情でこちらに話し掛けてきます。 また、卓丸とまどか（ここでははるか）の後姿をママが「どっかで昔みかけたような？」 と口にしたりとここで今後への重要な伏線を張っていますね！

みんなで「せっせっせ」をするのはちょっとふざけすぎかと思いましたが後へつながっていたのですね。でもちょっとやっぱり前半はふざけすぎな気がしますが、後半は最終回へ向けて重要なポイントとなるお話でした。

それにしてもまどかのカトチャンばりのくしゃみが可愛いです。ｏ(^ｰ^)ｏ　夏風邪に注意！

ひさしぶりにうつみさんの「うれしいわ、うれしいわ、なんだかとってもうれしいわ」の名台詞も出ました。卓丸もなぜか「マンガ姉ちゃん」とチアキさんを呼んでました。

「ホテル」ときいて友紀さんの口から「まぁ〜イヤラシイ」とちょっとだけ大人のセリフが出るとはショックです・・・　なんたってもう１8歳ですからねぇ・・・。

そういえば「ホテルのプール」ということで、またしてもまどかの水着を期待しましたが・・・こればっかりでスミマセン！・・・ （けっしてチアキのビキニではなく！）今回もナシ！　竜二は大きなグループの御曹司だったはずですがホテルのプール招待券とはかなり庶民的では！？　落とした小銭を一生懸命追いかける（まどかの仕掛け！）姿も金持ちの面影なし（トホホ）。

＜ロケ地＞
いつもの新宿駅西口前
羽田東急ホテル