第44話「恋か仕事か悪法フンサイ」

1972年8月1日

同僚の河村多恵がなんと結婚して退社することになった。そのうえ「約束があるから」と乗務を変わってくれという中川明美のようなものまで現れてきた。自分たちに縁談のないことから怒りに燃える主任と島田先輩は女子寮の規則を変更することにした。
　1.門限は８時
　2.室内での異性間の話題禁止
　3.男性の面会禁止、電話の取次ぎ停止　
という厳しいものだ。罰則は休みを返上しての寮内の掃除。

最初は「脅し」かと思ったまどかたちだが２０秒の遅刻でさっそく罰則を与えられてしまう。しかもクリーニング屋にまで会うなという。そこで悪法に立ち向かおうとまどかたちは主任さんたちをギャフンと言わせるために主任たちが規則を破るようしむける策を練るが・・・

クリーニング屋のジロウ、ラーメン屋のアキオ、牛乳屋のケンを脅して主任さんを誘惑する作戦に出るが、主任が通ってるプールに閉じ込めようとするが失敗。神社へ二人を呼び出して幽霊で脅そうとするが正体がバレて失敗。そしてお酒で酔いつぶそうとするが、底なしの主任に負けてしまい失敗・・・。しかしそこで主任さんがプールで会ってひそかに憧れてる紳士と出会い、主任さんは帰りに送ってもらうことに。その男性はビアホールの支配人をしており、「若い人を指導するには厳しい規則をもうけてはいけない」と言う。話を合わせる主任さんに「寮内を見せて」というため仕方なく規則そっちのけで寮内を案内することに。憧れの男性の言うことに合わせるため規則など無かったことにして主任さんは話を進めてしまうのだが、「門限に遅れるとワイフに怒られるから」と帰ろうとする支配人さんの言葉に妻帯者と知った主任さんはガックリとくずれるのだった。「愛も仕事も大事・・・」とあらためて納得する主任さん。

結局こうして規則は撤廃された。そして「仕事に多いに情熱を捧ぐ新人」が５号室に入ったというので「いびってやる」と意気込んで行ってみるとそこには結婚がパーになったという河村多恵が戻っていた。

酔ってフラついた主任さんに声をかけたのは主任さん憧れの男性だった！

これはビックリ！　なんと多恵チャンが結婚退社？！　（式とかはお爺さんの了承がないと・・・となどと伏線はありまししたね）

「当局は一切関知しないからそのつもりで！」
まどかたちはなんとか主任さんに規則をやぶらせようと出入りのお店の男たちに声をかける。

ゲストの支配人役ので北原義郎さん。時代劇やキーハンターなどでの名悪役として活躍されている方ですね。ちなみにクリーニング屋のジロウさんはキレンジャー役の畠山麦さんですね。

まあ、だいたいにおいてまどかが考えついた作戦が上手くいった例は無いのです・・！

事情を知らない多恵の理由は「ここのところ忙しくてテレビ見てなかった」というオチ。(^^； 友紀さんが「なんったって１８歳」を見ないなんて許せませんね。今度多恵さんのバスに乗ったら今までのことを説明してあげてくださいね〜」とのことです(^^)

集まった寮に住んでるバスガイドたちだはどうも幼い人たちが多いような気がします。「なんたって18歳・・・」いつになったらまどかに誕生日は来るのでしょう？

主任さんがトキメイタときにかかるＢＧＭは説明不要の名曲「結婚しようよ」ｂｙ吉田拓郎
多分当時大ヒットしてたのだと思います。

男性のくせに女子寮内を見せろとはこの支配人さんは常識の無い方です。

タイトルバックに藤村さんの名前がありましたが出演されてないのでは？