第36話「ピリカメノコは恋の花」

1972年6月6日

北海道についたまどかたちは北海道研修へと向かう。日高牧場から、千歳空港、そして札幌へ。しかし、所長代行は前日のフェリーでの船酔い＆二日酔いでダウン寸前。すべてを消化せず樽前ハイランド・ホテルへと向かう。

一方、前回まどかのパパが暗示したとおり、皆川竜二がなんと本社開発事業部部長として仕事で樽前ハイランドへ視察に来ていたのだった！　実は竜二の初仕事が樽前ハイランドとｋｍ観光とのタイアップをとりつけることだった。東京で慌てるパパだったが都合よく会長（おばあ様）に邪魔されてしまい北海道へ行けなくなってしまう。

樽前ハイランドを見学するが限界に達した所長代行はついにダウン。まどか達は自由行動を楽しむことに。そしてハイランド内を視察する竜二とまどかはニアミスを繰り返す！！

竜二から逃げ出したまどかはフラミンゴに感激したり乗馬を楽しんだり。そしてアイヌの人を見つけたんまどかは「アイヌの悲しい恋の物語」を想う・・・それは主な出演者全員でアイヌ娘の悲しい物語という壮大な妄想でした！

翌日、支笏湖へと向かったまどか達だったが、そこへ視察に竜二が登場！　ｋｍ自動車とのタイアップもいいムードで進行中。しかし竜二から逃げようとしたまどかが乗った遊覧船が出港してしまい・・・　やっぱり最後は大ドジのまどかは東京へ帰れないかも！？

まどかピンチ！せっかくのご馳走も竜二の出現でパー！
（この小さな画像ではわかりづらいが柱にはしっかりと寺内タケシのポスターが貼ってあります！！）

伶子がご自慢の水着姿で卓丸を悩殺するも卓丸ははるかのことが気がかりで・・・

ピリカメノコにすっかりなりきってるまどか。複雑な恋に悩んでいます。

北海道観光を楽しむ（研修です！）まどか達ご一行といっしょに北海道を満喫！って感じです。

ピリカメノコとはアイヌの言葉で「美しい娘」のことらしい。まどかの言うとおり、アイヌにはいくつかの伝説があり、ピリカメノコという娘の悲恋の話がのこされてるそうです。絵鞆岬の沖合いのある大黒島の黒百合にまつわるお話や、サロマ湖にピリカメノコのマチカが身を投げたピラオロ哀恋伝説、セトナというピリカメノコの悲話によるまりもの伝説、ピリカ飛瀑、義経伝説など検索しただけでもいくつもの似たようなお話が出てきました。本来の正しいお話がちょっと私にはわかりませんでしたが、まどかの妄想に出てきた内容のような美しい娘の悲恋による自殺のお話のようです。

前回に続きゲストに塩沢トキさんと寺内タケシとブルージーンズ。寺内さんはアイヌ人にまで扮してがんばってます！しかしいつものズッコケキャラですね。きっとご本人そのままなんでしょう。(^^；　まどかの妄想の悲恋物語のバックの美しいメロディーはよく効いてみるとテケテケのエレキサウンドでした。もしかしたらブル−ジーンズの演奏ではないでしょうか。

パパの予告どおり、竜二とのニアミスでちょっとドタバタとします。それから得意の劇中劇（？）も見所。とにかく、ロケで北海道へきて本当に楽しんでる様子が画面から伝わってくるようです。30話をすぎ、全員がノリにノッテる感じがずっと続いてますね！

「どうして行き先々に竜二が現れるのか！？　ドラマを書いてる人に文句がいいたいワ！」と友紀さんがグチるセリフもその書いてる人が書いたんでしょうか？(^^；

アイヌの女性に扮した友紀さんがとにかく必見！！！！ 友紀さんには長髪が似合います！（しつこく言い続けます）　あの丸っこい（？）ヘアスタイルもいいですが長いほうが絶対カワイイです！

そういえば竜二さんは今まで仕事などしていたのだろうか？？？　

松坂慶子さんの水着姿がまぶしい！　ガイド全員持ってきた水着だがしかし、期待した友紀さんの水着姿はやっぱりなし。このころちょっと太めだったから？（スミマセン！）　それともやっぱり泳げないから？　「おくさまは18歳」でもなしでした。「ママはライバル」まで1年間待ちましょう。

＜ロケ地＞　北海道
　 日高牧場、札幌、千歳空港、
　 樽前ハイランド（フラミンゴショーで有名でしたが残念ながら現在はないそうです）、支笏湖