第17話「すべってころんで大脱線」

1971年1月25日

まどかが仕事が終わって会社に帰ってみると島田先輩がまた寮母兼主任代行となっていた。主任さんは田舎の父親が病気で田舎に帰っているという。しかし本当ははお見合いだったのだ。お見合いはとてもうまくいってるようだが実はお見合い相手カズオは超ド近眼で普段は瓶ゾコ眼鏡をかけていておかしな顔になってしまうのを秘密にしていたのだ。

お見合い中の主任の所に島田が電話で相談を持ちかける。富士急ハイランドへのスケートバスに搭乗予定だった山中ハルコが急病のため青山はるかしかいないという。スケートが目的なので青山はるかでOKだと主任はいうが・・・。

まどかは代理の仕事で富士急ハイランドへとやってきた。一方、主任さんはお見合い相手のカズオと富士急ハイランドにデートにやってきた。近眼を隠して眼鏡をかけないカズオはドジってばかり、普段の姿を隠しおしとやかにふるまおうとしつつなんとかカズオに接近しようとする主任さん。しかし主任さんはやはりデート途中で仕事にきたまどかに見つかってしまう。まどかは一発で主任さんはお見合いだと見抜き協力しようとするが・・・！

見合い相手のカズオからたくましい、力強い女性が好みだと聞いたまどかは主任さんは普段の自分を隠して接ししているようなので、主任さんを美人コンテストと偽って怪力コンテストに出場させようとしてしまった。じつは「力持ち」ではなく「生活力のある」という意味だったのだがすっかり誤解してしまったまどか。止めようとした卓丸も失敗、主任さんをおこらせようと会場でカズオと親しげに振舞うまどかに怒った主任さんは日頃の怪力ぶりをいかんなく発揮して見事優勝するが、カズオはその主任さんを見て「とても人間とは信じられない」と逃げ出してしまった！

帰りのバスには怒りと悲しみの目でまどかをにらみつける主任さんが乗り込んでいた・・・。

その怪力ぶりで極太の鉄パイプをねじ曲げてしまった主任さんは男性だらけの怪力コンテストで見事優勝するが・・。

主任さんは地元でお見合いし、富士急ハイランドにデートにやってきた。

友紀ちゃんが得意のスケートを披露！　ファン必見、永久保存版。

主任さんが大活躍するお話。冒頭のお見合いでの例の「のの字」では畳を毟り取るまでにやってしまったり、お見合いと会社での声の使い分け、かよわい女性になりきろうとしたり、怪力ぶりを発揮して空手チョップで岩を割ったり・・・！　まどかが富士急にいくという時点でお見合いを壊すことは目に見えているのですがやっぱり勘違いからぶっ壊してしまいました。相手の男の方もド近眼をコミカルに演じられていて楽しいお話でした。

卓丸はTシャツ姿（ミッキーマウス！）でスケートをしていたが、まるで筋肉を見せびらかす男（キンニクン）みたいで変だ。彼も当時は肉体派だったのだろうか？　ローライズでピッタリした白のジーンズも時代を感じさせます。

友紀さんは得意のフィギュアスケートをチラッと披露！　しかしドラマ内のまどかは転んでしまってうまく対比させておりました。

主任さん、スケートするのに着物はないでしょう。転んだひょうしに着物がはだけておりました・・。

☆ロケ地・・・富士急ハイランド