| ドラマTOP | HOME

第13話「帰りたい 帰れない」

長野洋 帯盛迪彦

1971年12月28日

サブタイトル一覧へ

まどかはお客様にガイドの仕事を認められお客様からチップをいただくが、「救世軍社会鍋」という募金運動につかまり仕方なくそのチップを募金せざるを得なかった。時は年末、年の瀬ぐらいはいいことしたと思いたい・・・。

寮に戻ってみるとみんなが年末スケジュールのことで大騒ぎだった。島田先輩と伶子と鈴代が居残り、他はお休みとなり、多恵やマリ子たちは田舎に帰れると喜び、卓丸が居残ると知った伶子も大喜び。島田先輩は「ひどい!」と主任に文句を言いに行ったが逆に「寮母兼主任代行」として優秀な人を残したとのせられてはりきるのだった。そして、まどかも冬休みだと喜んだが・・・しかしみんなと違って蒸発中のまどかには帰るところがない・・・!

いったんは荷物を持って出たまどかだが行くところも無く途方にくれているところを警察に家出少女と間違えられて交番まで連れて行かれてしまう。疑いも晴れて出てきたときにはすっかりあたりは夜。しかたなく寮にこっそり帰ってきたまどかは寮母兼主任代行として張り切る島田先輩の隙を突いて部屋にもぐりこんだ。

残っていた鈴代はガイドの前にお手伝いとして働いていた山田さん家に年末の大掃除を手伝ってお正月にお年玉をもらいお芝居見物するはずだったと嘆いていると、その話をこっそり盗み聞きしたまどかは代わりに言ってあげると言い出す。

翌日、まどかは泊まるところもみつかり居候しようとその家へ行ってみるがどこだか特定できない。しかしようやく大掃除をしている家を見つけさっそくお手伝いを開始。しかしいつものように失敗の連続で大騒ぎ!しかしなんとか大掃除を終えたもののそこで家を間違えていたことに気づく!実はそこは山田さんのお隣りさんだったのだ!結局山田さんの家では掃除もとっくに済んでいて鈴代当てのお年玉を預かっただけ。泊まることが出来ず仕方なく寮に戻るまどか・・・。

しかし寮に戻ってみると島田先輩がおすしの食べ過ぎで入院騒ぎ! 翌朝、寮に戻った主任さんに起こされたまどかは島田先輩の代わりに働くことになりなんとか家に帰らずに寮に残ることができた。

 

「みなさん、良いお年をお迎えください。それではさよ〜なら〜!」

三ヶ月先輩あらため寮母兼主任代行として張り切る島田先輩。

家を間違えたままお手伝いさん開始! でもやっぱり失敗の連続です!


年末放送分ということでそれにそった内容になっていました。大騒ぎして番組最後には「良いお年を〜」とご挨拶。やっぱり再放送でも時期をあわせて見たいな〜と思います。

今まで地味で目立たなかった鈴代がドタバタといい感じで活躍していました。お手伝いさん時代も気に入られてがんばっていたんですね。

実は最低最悪なのは青山はるかではなく某先輩のほうではないかと思う今日この頃・・・。それはそうととにかく島田先輩のずっこけぶりも楽しい一本で十勝さんのファンにはたまらないデキでした! ほとんど「ドリフ大爆笑」のようにギャグ満載。彼女は完全にドラマにかかせない存在です。(「なんたって18歳!」というと真っ先に浮かぶのが「三ヶ月先輩」でしょう)

 


救世軍社会鍋・・・かなり怪しく見えたのですが大丈夫でしょうか?(^^;

寮にこっそり帰ってくるまどか。しっかり壁に映った影絵で楽しませてくれる、こういうところが好き。