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第12話「クルシミマスだわァ」

才賀明 岡屋竜一

1971年12月21日

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km自動車では毎年クリスマス前には施設の子供たちを動物園に無料で招待している。まどかたちは子供たちを動物園に案内しているとそこにイタズラばかりの子供が一人いた。言うことをきかないこの子供ケンイチに手を焼くまどかだったが、いつも叱られてばかりで自分と同じということでなんとなく気が合ってしまい、可愛そうな境遇からお姉さんになってあげる。まどかはケンイチの死んだパパが生物の先生だったので蝶に詳しいことから、子供の頃にもらった貴重な海外の蝶の本をクリスマスイブにプレゼントしてあげると約束する。

しかしその本は家出した実家にある・・・。そこでまどかはパパに頼むのだが、パパはまどかの部屋に忍び込んだところをママに見つかってしまい失敗。翌日、パパの失敗を知ったまどかは今日が約束のクリスマスイブ、じっとはしていられないと自ら忍び込むことを決意。

重役会議があるというパパを無理矢理引き連れまどかはついに青木家へと現れる。たまたまママはお出かけ中、おばあちゃまは風邪で寝込んでいる。変装したまどかはパパの手引きで自分の部屋へ侵入、目当ての蝶の本を見つけるがそこへママが帰ってきてしまう。ママは毎年恒例にしているクリスマスツリーをまどかが喜ぶからと今年もまどかの部屋に飾ろうというのだ。ママの心遣いに胸を打たれるまどかだったがここは初志貫徹を決意。しかし、せっかく見つけた蝶の本をママが刺繍に使うといって1階へ持っていってしまった!

夜、施設ではガイドたちといっしょにクリスマスパーティーが行われていたが、そこにはまどかの姿が無くケンイチも元気がない。その頃しかたなく夜まで部屋に隠れていたまどかは、酒で勢いをつけたパパと最後の共同戦線で見事本を奪取!サンタ姿でケンイチくんの枕元にプレゼントを置くのだった。

 

部屋に無事侵入したまどかだったがママが帰ってきてしまい大ピンチ! そこでまどかはママのやさしさに触れる。

まどかは施設の子ケンイチと仲良くなる。蝶の本をプレゼントしてあげると約束するが・・・。

0018登場!(^^; 意外に?似合っていたまどかの変装姿は超キュート!本人はスパイ気取りのようです。


まどかとパパの合言葉「トンビとカラス」が誕生。相変わらずのパパのうろたえぶりやまどかとのコンビもバッチリで楽しさ満点!「ベリーハングリ〜」トランシーバーのやりとりは最高でした! これぞ「なんたって18歳!」といえる傑作だと思いました。やっぱりドタバタに秘密がからむと面白いのです。

しかしただ家に帰るというだけであれだけの大騒ぎ。わざわざ衣装を用意するというのもまどかの余裕か!(^^;

 


「全然変わってない・・・」といってたまどかの部屋ですが、第一回に出てき部屋(竜二が書置きを見つけた部屋はまどかの部屋でしょ?)とは全然違うものになっていました。家庭用VTRがない当時だったら気づかないかもしれませんが・・・。

「チンパンジーでございま〜す。そろそろ忘年会でございま〜す」のセリフが意味不明。チンパンジーの姿から想像できない(他の主任さんや所長ザル、三ヶ月先輩ザルはなんとなくわかる・・!?)ため。もしかしたら本当に忘年会が近いのか!?

 

☆忍者まどかの瞬間移動技が炸裂!(ぜひコマ送りで見てみよう!)
   まどかの007ならぬ0018姿も超可愛い(^o^)

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