第7話「私が二人いる」

1971年11月16日

今日から一泊二日で箱根へ研修へ向かうことになっていて朝からみんなウキウキだ。しかし引率するはずだった丸山主任が前日からの飲みすぎと食中りでウンウンうなっていた。影でよろこぶ一同を横目に引率を島田先輩が引き継ぐことになった。

箱根への道のり、張り切って仕切ろうとする島田先輩だがまどかのペースに惑わされっ放し。昼食後トイレへいったまどかだったが入った場所の隣りからまるでまどかそっくりのフーテン姿の娘が出てきた・・・！！　まどかにそっくりなその娘は「フーテンのミドリ」といい、仲間二人と放浪の旅の途中だった。ミドリたちはお金がなく食事もできないため、外車に乗ったオジサマ族かオープンカーのボンボンを捕まえようとしてしているとそこへおあつらえ向きにオープンカーの皆川竜二が登場。さっそくミドリたちにつかまった竜二はミドリを見てビックリ！まどかにソックリなのだ。竜二はミドリに一日だけまどかの代わりに恋人になってくれるようお願いする。

芦ノ湖湖畔の桃源台についたまどかたち一向の研修は続く。カーフェリーの乗ろうとはしゃぐミドリたちを見つけた卓丸はミドリに声をかけるが人違いだった。そこへまどかが現れ困惑する卓丸。「青山はるかがふたり・・？？？」一方フェリーの上では竜二がミドリをまどかにみたてて幸せにひたろうとするが、イマイチムードが出ない・・。しかしミドリはお金持ちに弱いのでずーっと恋人になってあげると言い出す。

箱根の研修を終えホテルに到着したまどかたち。そこはミドリや竜二と同じホテルだった・・。ゲームコーナーで遭遇する竜二とまどか！しかし竜二はまどかがヘアスタイルを変えたミドリと勘違いして事なきを得るのだった。まどかは自分のソックリさんがいることを知ったがおかげで主任さんに殴られる羽目になる・・！

翌朝、やはりミドリはまどかではないと再確認する竜二。まどかたち一行は東京への帰りにバスの中疲れて眠りこけるのでした。

ミドリにおもいっきりぶっとばされる島田先輩。

「青山さん、アナタ誰と話してるの？・・誰もいないじゃないの・・。」
島田先輩にはまだコチラは見えないらしい(^^；

フーテンのミドリ登場！まどかとは顔も声もそっくり！
（ちょっとこの画像恐いです）

カメラ目線でお話したり、主任に下剤を飲ませたり、バスのなかで歌ったり、島田先輩とのやりとりなどオープニングから友紀さんの面白シーンが満載ですが、やはりここは初（？）の二役挑戦でしょう！なかなか関西弁もさまになっていました。フーテン姿（？）もなかなか決まっていましたね！しかもよくわからない箱根の関所越えの時代劇もありと豪華版でした。

とにかく私の力では文章化できない友紀さんのコメディエンヌとしての魅力満載の一編なのですが、見てるこっちが照れるくらいに「アイドル」ドラマとなっています。ここらへんが「おくさま」とは違うかなぁ。

朝、ばっちりメイクしているのは島田先輩ばかりでなく伶子やまどかもメイク済みに見えますね。(^^；

ドライブインで昼食代150円で何が食べられるのでしょうか・・？（まるで子供の遠足のようだが自腹ではないということか）

☆お気に入り度100点満点！！　とにかく第一話からずっと面白い話が続くし、まどかも可愛い！(^o^)

●ロケ地情報
桃源台駅（芦ノ湖、ロープウェイ）
www.hakoneropeway.co.jp/ekimae/tougendai.html