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第4話「ガンバラなくちゃ」

長野洋 岡屋竜一

1971年10月26日

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まどかは寝ぼけてベッドから転げ落ちて目を覚ますと、どこからかすすり泣く声が聞こえてきた。マリ子がホームシックで泣いていたのだ。田舎から出てきていたマリ子は田舎モノだと思われないようつとめてきていた。まどかはマリ子の話を聞いてあげようと二人で寮の屋上へ行く。調子の出てきたマリ子のバスガイドに憧れていた話はなかなか終わらず・・・ 翌日の朝、二人はそろって風邪をひいてしまい乗務は休むことになった。多恵と鈴代は二人のために玉子酒を作って飲ませるがそれが騒動を巻きおこすことになるとは・・・!

ガイド(まどか)が風邪で休んでいると聞いて心配で駆けつけたパパが様子を見に行くと二人はすっかり酔っ払ってできあがっていたのだ。「バカモ〜ン!」社長の怒声が響く。二人は所長室に呼び出されて叱られる。まどかは責任をとって辞めると言い出しマリ子とともに出ようとするが、マリ子は「二度とやりませんからやめさせないでください」と泣いて謝る。するとそこへ同期の3人が「私たちも同罪です」と乗り込んできた! その姿に感動した社長はクビは取り消し、そのかわり重い罰を与えることにする。

翌日から1週間バスの乗務を禁止し、風呂、トイレの掃除から洗濯、バスの整備の手伝いを与えられる。なんとかがんばってこなす二人だが、あいかわらずまどかの回りは失敗や騒動、事件ばかり!

6日目、ガイドの急病人が出たためマリ子は免除になり一日早くガイドに復帰。がんばろうとしているマリ子を見てちょっとうらやましいまどかだったが残りの一日もガンバルしかない!

7日目、ようやくガイドに復帰したまどか。気分爽快、のどの調子もバッチリ!またしてもイヤ〜な卓丸といっしょだがやっぱりガンバラなくっちゃ!

 

バスの整備の手伝いをしてもやっぱりまどかの周りは事件でいっぱい!

まどかはマリ子のバスガイドへの熱い思いを知る。

風邪を治そうと飲んだ玉子酒ですっかり酔っ払ってしまった二人は社長にみつかってしまう。


「む〜かし〜の人〜は言〜ましたぁ〜♪」備えあれば憂いなし。まどかはちゃぁんとベッドから落ちることを計算してクッションを腰にあてていたのですが、あれじゃ眠れないでしょ!?(^_^; 多恵がベッドから寝ぼけてはみだしたときも「クスッ、しょうがないわね」といいつつまだ腰にはクッションが・・・!「オイオイ」とテレビに突っ込む私でした。

所長と主任さんが責任問題のなすり合いをしている横でシャックリの演技を続けたり、泣きながら輪になってる同期の四人の輪に入ろうとウロウロする友紀さんの演技にも注目。

これまではなんとなくガイドになっていたまどかだったが、マリ子のバスガイドへのひたむきな夢や辞めたくないという一途な思いを見て、またパパに自分の甘さを突っ込まれてしまい(卓丸も見抜いていたようだが)自分の仕事への考えの甘さに気づく。バスを降ろされて過酷な労働をさせられながら、まどかは自分がバスガイドという職業が好きになり一生懸命やっていこうと思ったのでしょう。「一週間のご無沙汰(玉置宏さん・・・?)」でまどかはがんばるゾー!!と決意も新にするのでした。

 

 


いよいよバスに乗車して出発する時、時計は9時半。ちゃんと(普通バスが出発する)時間に合わせてあるんですね。