第3話「はじめてのデート」

1971年10月19日

まどかは新米バスガイドながら仕事に一生懸命。失敗しながらも忙しく働いていた。多恵と明美と昼食休みに明日の休みに銀座か新宿に遊びに行こうと計画しているとそこへ添乗員のあわ野が話にのってきた。3人はバスガイドとして東京を案内してるが電車で他のところへは行ったことがないと聞くとあわ野が3人の案内を買って出る。

会社へ戻ると伶子が制服姿で待っていた。ついに今日からガイドとして働くのだという。しかし卓丸のことでまどかはどうしても伶子とケンカになってしまう！当の卓丸は伶子に関しては興味がないようだが・・。噂話をしているところへ島田先輩が入ってきて多恵と明美に休みを代わって明日は出勤しろと言い出した。ということはつまり・・・まどかはあわ野と二人だけで会うということになるのだ！

あわ野とまどかのデートを知ってショックな島田花江から丸山主任、所長、そして翌日はまどかのパパである社長の耳に話が回っていく。社長は慌てて休みの卓丸を呼び出しまどかの尾行を命じる。社長の必死の願いに仕方なく卓丸は尾行を始めるが、その卓丸を追って伶子がついてくる。

その頃まどかはあわ野から「初めて見たときからカワイイと思っていた」と告白されて悪い気はしない。一日だけ恋人になってあげる言いデートでボーリング場へ。そこへ堤タカラという中学時代の同級生に出会ってしまう。その場はなんとか言いくるめて逃れたまどかだったが・・・。

新宿で卓丸に見つかったまどかは、その足で遊園地へと向かう。そこでチンピラ3人組にからまれてしまったまどかは卓丸に助けられるが素直に謝れずどうしてもケンカになってしまう。伶子には卓丸がまどかを気にしすぎているように見えて面白くない。デートはその後ディスコへと場所を移すがそのまま卓丸と伶子もついてきていた。

結局門限を破ってしまったまどかは翌日主任さんに叱られるが、もう馴れっこのまどかは軽く受け流し仕事へと向かう。バスに乗る直前に呼び止められるまどか。昨日出会った同級生の堤だった。「私は青山はるかなの！」とムキになると男はなぜか安心してしまう。なんと昔好きだったまどかは身分違いだったけど田舎出のガイドのはるかならそんなことを気にしなくてもいいというのだ。「私ってどうしてこんなにモテるのかしら！？」と上機嫌で今日も仕事にでかけるまどかだった。

今回はモテモテのまどか。同級生にも「好きだった」と間接的（？）に告白されて・・・。

「＄＃％＆＃〜ウ〜」
ズッコケてお客様のお弁当に顔を突っ込む相変わらずのドジっぷりなまどかチャン(^^；

「私ってそんなにチャーミングかしら？」
カワイイと言われて調子にのってしまうまどかです。

一人前のバスガイドとして乗務を始めたまどか。仕事の奮闘振りも、休日のデートもまた楽しい。その姿を見ているこちら側にもそのテンションにのせられてしまうのです。今回もまどかの魅力全開ですが、やはりラストシーン、バスで出発するときにズッコケながら「バイバ〜イ」と言うシーンがベストでした(^o^)

まどかとパパはとってもいいコンビだが、離れていてもセリフでつながっているというところが面白いです（この演出は何度も出てくる定番だが）。デート中に大島の鉄工所のパパの話が出るとパパの心配している姿に変わり、あまりのパパの心配ぶりに「大丈夫よ、心配しなくたって」（カメラ目線）と初めてのボーリングを心配するあわ野にかぶせていました。

まどかが3人の男の中心になって話が進むわけで「どうしてこんなにモテルのかしら！？」となるわけだが、中学の同級生の堤タカラ（と聞こえた）は最後の登場の仕方で今後もからんでくる重要人物なのか！？と期待させてくれたが今後の出番はまったくない・・・。まどかがモテモテ！ということだけに出てきたようだ。身分違い・・・というのも納得できる話だ・・・・。また、あわ野さんもせっかくのデートも最後は？？？のまま終わり、今後も頻繁に出演してくることもないのが残念。

「ヘイ、コーラ〜」とスポンサーのコーラもいきなり大活躍です。

同級生の堤クンだが、とても18歳には見えない老け顔でした。（すみません！）