第42話「浮気大混戦」

1973年7月18日

放課後、バレーの練習もそっちのけ、「パパのおつかい」もそっちのけでツバサたちはスイミングスクールへと急いでいた。お目当ては大学生でコーチの速見だ。みんながマリまで誘ってしまったところ、コーチはマリにつきっきりになってしまいツバサは面白くない。途中でサッサと帰ってしまう。

帰りにパパが喫茶店に入るのを見つけるとそこには高野さんがいっしょにいた。パパは家族３人の一泊旅行を計画、代理店勤務の高野さんに相談していたのだがツバサはデートと思い込む。直前に発表してビックリさせようとパパは計画していたらしい。ツバサはマリをやっつけるチャンスと旅行のことはパパと二人で秘密にすることにした。家に帰るとマリがコーチと帰ってきた。二人の関係を怪しがるツバサだが「夫婦は離れていても信じあってる」と言い切るマリだったが・・・。そこへ高野さんから旅行のことで電話が入ってしまう。マリには内緒にしてるため何も言えないパパの態度にマリは怒って部屋にこもってしまう。

結局そのままパパはフライトへ。翌日になってもいつも授業中助けてくれるマリはツバサを無視。放課後バツ掃除をするツバサをほっておいてスイミングスクールへと急ぐ。ツバサからマリの恋人（？）速見の話を聞いた山之上先生はスクールに乗り込み競泳での決闘を申し込む。一方、ツバサは高野さんに会い、家族３人旅行はお手伝いのマリではなく家族として高野さんを招待していた。さらにパパには電話でマリがコーチのことばかり言ってるとふれこみ、何も言わずホテルに行ってくれと伝えていた。一方レースの途中で自分の気持ちに気づいたマリはレースを止めさせる。マリには愛してる人がいることがわかった速見はマリに協力することを約束した。

旅行当日、ホテルに直行したパパだったが、ホテルにいたのは高野さんだった。すっかり高野さんのペースにはめまれていたパパは二人でいるところを速見の車で駆けつけたマリに見られてしまう。パパとマリは口論から維持を張り合って喧嘩別れしてしまう。合流したツバサの口車や、さらにそこへ速見や高野さんも混じって大混戦。ついにパパと速見さんは殴りあいの決闘になってしまう。劣勢になってしまったパパだったが「俺が待っていたのはマリだけだ！」との言葉ににマリもパパのことを許す・・・。結局二人はアツアツの旅行を楽しむことになりツバサの計画はまたしても失敗に終わってしまった。

コーチの気を引こうと溺れたふりをするが見破られたツバサ。助けに来た健も邪魔者扱い（哀）

場面はともかく貴重なツバサのプールシーン！

ゲストに森下哲夫さん。２枚目の水泳コーチ速見役です。色が黒くとありますがけっこう普通です。スリムすぎる体はイマイチ水泳コーチとしてリアリティがないですが、熱くてさっぱりした昭和型イイ男を演じています。ツバサにとって健は恋の対象外・・・とわかる（？）お話でした。

今回のツバサはちょっとやりすぎ・・・(^^;　かなりヤな女になっちゃいましたね。あれではマリもパパも高野さんも可哀想な感じ。修羅場も楽しかったのですが無邪気に喜ぶツバサの姿にちょっとひいてしまいました。男と男の決闘・・・のシーンなどもちょっとひいてしまったのですが、あの時代ならありなのかぁ。　前半はとても楽しめたのですが、非常識女ツバサと速見さんの青臭さというかなんか異質な感じもありどうも・・・。

シリーズ初！の友紀さん水着解禁か！？と前回の次回予告で興奮してしまいましたが、今回も結局水に浸かったままのシーンで肩までという結果に・・・。無念です。(^^；　でもあの柄の水着は他の画像で見たことある気がするなぁ。・・というわけで水着はもう少し先の回を楽しみにしておくということで。　そういえば友紀チャンは当時泳げないってことになってたような？！

ツバサが窓ガラスを拭いていた部屋は自分の教室なのか？確かツバサの教室は2階だったはずだが？違うのか？　遅刻と宿題の罰で違う教室の掃除をさせられてたのかもしれません。そしてなぜか窓の外にすぐ見えるバレーコートでは体操着を着たバレー部女子の練習風景らしき光景が・・・(^^；

挿入歌がなんだかわかりません。オウヤンフィイフィイさんでしょうか。

さて今回ドラマ内の電信柱に「多摩市関戸83」とありました。聖蹟桜ヶ丘に近いところですね。
前回も高台の公園や階段などが映ってましたが、ロケは家の近くよりこちらのほうも多かったのでしょうね。スイミングスクールの看板には調布市とありましたがそこまで判別できました。

☆ロケ地
葉山マリーナー

☆次回予告あり