第41話「人を呪わば穴二つ」

1973年7月11日

放課後、マリが「会いたい人がいるから」とツバサに買い物を頼んできた。パパはフライトのはずなのでおかしいと思ったツバサは、マリを撮ろうと新品のカメラまで買っていた山之上先生を連れて後をつけることに。するとマリは公園で見知らぬ男性と会っていてしかもプレゼントまで受け取っていた！ツバサはさっそく先生のカメラで決定的瞬間を撮影を開始・・！？

そのまま後をつけるとなんと二人は家の中へ。ショックを受けた山之上先生は「このお返しに生徒をいびりぬいてやる」とテストを行うことを決めてしまう！しかし、実は相手の男性というのはパパの会社の友達の倉橋さんという人で、パパのことづけとツバサへのプレゼントを持ってきていたのだった。

山之上先生が勝手に明日テストだと発表しクラスは騒然。ツバサから事情をきいた先生だが一晩かけて作ったテストを止められないという。しかし、そこで先生はうっかりテストの問題用紙を落としてしまったのをツバサが拾ってしまい・・・。マリを見つけた先生はこっそりマリに問題を見せようとするがそこでなくしたことに気づく。ツバサは問題用紙を私がもらうかわりにマリと家で二人っきりにしてあげると先生に提案。強引に迫れとアドバイスするとすっかり先生もその気になり提案を受け入れる。

しかし、いざ早乙女家に乗り込んだ先生は二人っきりになるとすっかり舞い上がってしまい肝心なことが言えなくなってしまう。隣のおば様まで見方につけたツバサは暗くなると様子をカメラにおさめようと家のようすをうかがうが、だらしない様子で気を失った先生に幻滅し、時間をあけようといったん星野家へ退却。そこへジローからマリに電話が入り、ツバサたち全員が問題用紙を入手したことをマリは知ることになった。そこで気がついた先生はついうっかり知らないうちにツバサと取引をしたことを口走ってしまう。

すべてを知ったマリは山之上先生をうまくあやつって、なんと新しく問題用紙を作らせることに成功する。問題を作る先生の様子を「ラブレターを書いてる」と錯覚したツバサは「上手く行ってる・・・」と思いカメラを片手についウトウト居眠り・・・。

夜が明けて先生は徹夜で新しいテストを完成させる。ツバサもおば様もせっかくのチャンス（？）を見逃してしまった。そしてテストが始まる・・。自信満々のツバサたちだったが配られてみるとまったく問題が違う・・・！？　テスト後はクラスメイトに追い掛け回され、家に帰っては外に置いてきぼりにされて風邪をひいたおば様には怒られるはで、またしてもやられてしまったツバサだった。

パパからのお土産を持って現れた倉橋さんは、「おくさま〜」で外人の奥さん（メアリーさん）をもらった方ではないでしょうか。しゃべり方がちょっとキザっぽく笑顔が微妙な感じです。しかしいくら海外にフライトとはいえ、お土産くらいパパが自分で渡すべきだと思います。一ヶ月も留守にするわけじゃないと思うのです。
ところで「ユニバーサル」というブランドは有名（高級？）なんでしょうか。

ツバサとおば様のアダルトな会話や、「ネグリジェに香水」「あれ〜先生何を御無体な」なセリフにツバサも大人になったのねぇとシミジミ・・・(^^；

以前、服を貸したとき、マリのは小さくてツバサには会わないというセリフがあったのですが、ここではマリのお古を渡すとき「大きかったら後で直す」とありますが・・・えっ？？？

星野家で冷奴を食べるおば様とツバサ。星野家内部が映ったのはこれが最初（で最後）だと思います。貴重な映像です！　

☆次回予告あり