第39話「尼僧物語なのだ」

1973年6月27日

ツバサは友達とピザレストランへ食事にいった帰りにパパが高野さんとデートしているシーンに出くわす。これはマリとパパを喧嘩させるチャンスと、ツバサは帰ってマリに告げ口する。しかし、ツバサが帰ったあと偶然お隣のおば様が現れて高野さんを無理矢理追い返していまう。そこへ乗り込んできたマリは高野さんがいないので、ツバサにだまされたと思い仕返しすることを思いつく。家に帰ったマリは「高野さんがツバサを追い出そうと見合いの話をしていた」と嘘をつく。すっかり騙されたツバサはレストランに乗り込みパパと一緒の女性に水をかける！！　しかしその人は高野さんではなく当然おば様だった・・・！

ツバサの行為に怒ったおば様は「告訴してやる！」とまで言い出すがそれをネタにパパに言い寄ろうとする。しかしマリに「人妻」であることで釘をさされて引き下がるしかなかったおば様はツバサを尼寺へ出家させろと言い出した！

ツバサのお転婆が直ればと、とりあえず尼寺ではなく近所の貧乏教会にツバサを預けることにパパも同意した。パパの心配をよそにツバサの修行が始まるが、ツバサのお転婆ドジぶりが炸裂！もう神父さんも大弱りです。

一方、ツバサが心配で食事も喉を通らないパパはついマリにあたってしまう。そうしてパパと喧嘩してしまったマリは自ら「神のもとへ行く」とツバサのいる教会へ行ってツバサと一緒に修行することに！

一人残ったパパのもとへ話しを聞きつけた高野さんがやってきてパパにせまるのだったが、しかし乗り込んできたおば様に「尼寺へ行け！」と強制退去させられまたまた教会へ・・・。

誰もいなくなった早乙女家におば様がまたしてもやってくるが、その態度についにパパが怒って「尼寺へ行け！」と追い返す！

こうして教会には四人の女性が集まった。しかしカシマシイ彼女たちにすっかりペースを乱されてイライラしてしまった神父様はつい「やかましい！」と怒鳴ってしまう！　「このままでは主イエスさまも落ち着いてお休みになれないのでは？」との神父の問いに天からも「OH！YES！」との声が・・！？

ゲストに名優三谷昇さん。相変わらずの楽しい個性的な演技が素晴らしいです。人が増えるたびに壊れていくオルガン・・・。星野達子を「極楽鳥のオバケ」と命名したセンスに10点さしあげます。

なぜ、水をかけただけで訴えるとか（最高裁判所？）、隣のおば様に言われて小さくなってしまうパパのことを見ていると、ちょっとご都合でストーリ−は展開されるのだが、可愛いツバサの尼僧姿に萌え〜って感じで(^^；　ついつい引き込まれてしまいました。修行中のツバサのドジぶりは今回も青山はるかを彷彿とさせるもので、結果けっこう高得点！(^^)　尼僧姿にミスマッチな三度笠をかぶる友紀ちゃんが絶妙〜です！
（しかしラストシーンのオチはいったい・・？）

パパはなぜ高野さんといっしょだったのか？　デートしていたのか？　しかしあの様子ではおパパが仕方なくお付き合いしてるふうでもあり、まんざらでもないふうでもあり・・・。「おくさま〜」の哲也といい、男は美人に弱いですね〜。秋山さんと冨士さんの共演も嬉しいところ（まったく関係が変わってないところもね！）。

ピザを食べに行ったツバサと友達だがなぜか友達は今まで見たこともない人たち。

その後の家でのシーンで謎の「あざみ」の歌を歌うマリ。なぜか画面の端に赤い花がフレームインしている意味が不明。さらにその後は黄色い花が・・・　意味は？　美女二人の装飾？

☆コメディエンヌ友紀ちゃんと三谷さんのからみが面白いなかなかの傑作ではないでしょうか！

☆次回予告あり