第27話「ママとよびたい人がある」

1973年4月4日

パパがフライトということで日曜日なので羽田まで見送りにいったツバサとマリ。しかし帰りまではいっしょになんか帰れないツバサ。「買い物なんかつきあえるか！」

勉強中のツバサは思わず吉沢先生がママになった夢を見るが・・・目がさめてみるとマリがそこに。マリは相変わらずツバサを子供扱い・・・。しかし！ツバサにはママになってほしい人が別にいるのだ。

翌朝、マリは体調が悪かった。授業中に顔色が悪くなったマリを見てツバサが早退してつれて帰ると言い出す。家に帰ってみるとお隣のおば様がしゃしゃりでてきてマリを介抱してくれるのだった。

翌日、マリは学校を休む。吉沢先生がお見舞いにくることになるが、パパがフライトから帰ってくるのでこれはチャンスとすぐに家に帰ってみるとマリはすでにだいぶ回復していた。しかしマリを無理矢理自分のベッドに寝かせるツバサ。そこへ吉沢先生が訪れる。マリは思い切って先生に秘密を打ち明けようとするがツバサが寸前でごまかす。パパが帰ってきたところ、先生との仲を気にしたおば様も乱入してくる。混乱に嫌気がしたマリはすべてを話そうとするがツバサはそれをゆるさず話を混ぜっ返す。

パパも思い切って先生に話そうとするが、その口ぶりから先生はプロポーズでは！？と勘違いして話がかみ合わないうちにおば様に邪魔されて先生は帰ってしまう。またしてもツバサの計画は失敗に終わってしまった。

久しぶりに「秘密」を前面に出したストーリーでおもしろかったのですが、結局は冨士さんのキャラに頼った形に見えたのは残念です。

仮にツバサの希望通り吉沢先生がママになったとして・・・　やっぱり「パパを独占された」とかで「認めなーい！」とか言いそうですが・・・(^^；

「マリが風邪をひいた」＝「ツバサがこきつかった」という図式が成り立つこと自体ツバサに対するクラスメートの考えは最低だと思う。ツバサは連れて帰るとまで言ってるのに。健の「ツバサが責任を持つべきだ！」の台詞はひどいと思う。もうツバサには怒る気力も無い。

そういえばおば様、突然2階のツバサの部屋のベランダから登場します！　何事も無かったようにストーリーが進みますがアレはやっぱりギャグなのかぁー！？？？(^^；

今、あの羽田でフェンス越しに登場客を見送りというシーンは成田の登場とともに消えてしまった（？）のは残念です。飛行機が飛んでるだけなのに、さもパパが乗ってるように見える・・・　テレビや映画ではごく普通にある演出ですがなぜそう見えるのか不思議なものです。

ツバサの夢に出てきた教会は第一話エンディングの場所と同じようです。木陰から見送るマリがまるで巨人の星の明子姉ちゃんみたいでした。

「お手伝いのマリの個室がない」とおば様が言っていましたがそういえば他に客間とか部屋があるかどうかわかりません。２階のベランダ側（庭のほう）はパパとマリの部屋ですよね。けっこう広いですがその奥は？　反対側なのになぜか日当たりのいいツバサの部屋のその奥は？

「ラブ・ミー・テンダー」を唄う夏さん。さすが本GSのスター！？

アップで見る吉沢先生のマツゲはまるで書いたようなマツゲだった。すごい・・・（絶句）

☆次回予告あり