第23話「リングリング作戦」

1973年3月7日

大事なバレー部の合宿費用の部費を無くしてしまったツバサ。なんとかマリから１万円をもらおうとお行儀のいい娘を演じるがこればっかりはマリもウンとは言わなかった。そのために誓約書をかかせるがそれには裏まであったので受けられないツバサ。結局意地を張ってマリからもらうのをあきらめたツバサはバレー部のみんなに平謝り。合宿費用の半分の１万円をツバサが工面することになる。

ツバサはウェイトレスのアルバイトをしてお金を貯めようとしたがアルバイトは学園で禁じられている。するとそのアルバイト先になんとパパと吉沢先生が二人きりで現れた。怪しい現場を見てしまったツバサ。結局「特別に採用したのだから高校生は親の承諾書を持ってこい」と言われてしまう。

マリは承諾書を書いてくれない。そこでパパが吉沢先生といたという秘密をネタにマリに書かせようとするがパパが帰ってしまい結局言えなくなって失敗。マリがパパと話してるあいだ料理をするツバサはマリが置き忘れた結婚指輪を発見する。その頃パパたちは国際レセプションに二人で招待されてることを話していた。しかしそれにパパのご自慢の指輪を持っていこうと思うマリは置き忘れていたことに気づく。それを立ち聞きしたツバサはマリを仕返しに困らせてやろうと指輪を隠してしまった。

指輪が見つからず困り果ててしまったマリ。そこでマリとうまく協定を結ぶことに成功したツバサは１万円を手にする。そろそろ指輪を返してあげようとするがその前にちょっとだけ指輪をはめてみるツバサ。するとそれが抜けなくなってしまった！今度はそれを言い出せないツバサが困ってしまう！包帯をして怪我だとごまかすが・・・。

翌日なんとか一万円をみんなに返すツバサだったが指を怪我したことになっていたので練習をできずマリと帰る。今晩のレセプションにまにあわないので半分あきらめたマリ。しかしパパにうまく言い出せない。そこへレセプションの話をかぎつけたおとなりのおば様が家にお洒落して乱入！運悪くツバサが飛ばしたスリッパがおば様に当たってしまい大騒ぎに！　するとひょんなことから階段から落ちそうになったおば様がツバサの指から指輪をはずして落ちて気を失ってしまう・・・

結局すべてをパパに知られてしまったマリとツバサ。すべてはお金を落としたツバサの責任。しかもパパは吉沢先生に勉強のことで怒られていたのだった。パパはマリをうまくかばってあげるとレセプションには間に合わなかったが二人で外食にでかけた。悔しがるツバサはクッションの下から部費を見つけるがもう後の祭り・・・。

お金を自分で稼ごうとウェイトレスを始めるが、そこへパパと吉沢先生が現れてしまう！

また、マリがかなり困ってしまうのもあまりお目にかかれないシーン。ちょっとツバサもやりすぎ（ドラマ内でも反省）ではありますが今回はとってもおもしろいお話でした。

永井道子さんの脚本はいつも女性の目で見たストーリーだなと思います。
監督の松生秀二氏は普段は助監督をされてる方ですね。

前々回では女子の合宿は認められないということだったが解禁になったのでしょうか？

結局最後に1万円が見つかったのだから良しとしなくては。しかし、最初の話から想定すると無くした部費は２万円のと思われたが・・。これをツバサが無くしたもののようだが・・・？見つけた部費は千円（旧札！）の束に見えるので１万円分にしか見えなかったがはて？よくわかりませんでした。

☆次回予告あり