第22話「カゼに御用心」

1973年2月28日

今日は1分前になってもツバサとマリが現れない。ツバサのことはともかくマリがこないことが心配の男子たち。それもそのはず彼らは国語の宿題を見せて欲しいのだ。ツバサがマリをこきつかうから遅いのだとまで悪口を言い出す。そこへツバサがギリギリにやってきたがマリは風邪で休むらしい。なんとツバサは宿題をしてきてあったので男子に自慢げにみせるが・・・しかし10問中半分が間違っていた！　同じところを間違っているため宿題を写したことはバレバレ。ツバサは男子たちから吊し上げになってしまいやりきれない。

やり場のないくやしさをパパに相談してふっきれたツバサは家に帰るとマリがもう家事をしていた。これ以上こじらせると私が迷惑するとマリを寝かせようとするがその好意がマリには嬉しかった。しかし、元気なはずのツバサが今度は風邪がうつってしまいダウンする。

ツバサが休んだのはみんなでいじめてしまったからかもと思った男子たちはマリに誤る。ツバサのもとへみんなが放課後見舞いにくてくれる。みんなにおだてられてご機嫌なツバサだが・・・　実はそれはマリがお願いしたからであったことを知ったツバサは怒った！

パパと話をして気持ちの整理がついたツバサはマリと理解し合えそうだったのだが・・・

最後のシーン。ツバサが怒ったのは級友が「マリにお願いされて来ただけで、自分のことは考えてない」からか。それともマリの「企み」だと思ったからか？　両方か？　イマイチよくわからない終わりかただ。今回ツバサはとってもいい子だったしマリはどうみてもツバサのためにやったとしか思えないのだが・・・。これからツバサの反撃だ！と思ったらこれでお終い・・・。

もっと単純に面白かったはずだが今見ると何かが引っかかって素直に楽しめない部分が残る。 それはきっと見てる自分が今回はいい子だったツバサに入れ込みすぎて彼女の立場が悪くなるといっしょに怒ってしまうからかもしれません。

山上先生と吉沢先生がお互い雑木林で悩むシーンはなかなかいいですね！　なぜかちょっと「おくさま」を思い出しました。マリとツバサに対してちょっと対応が違うのがポイント。

病気の見舞いなのにあんなに大騒ぎしてもいいのか？　

国語のモトイ先生、前作の講談師をされていた方ではないですか？　国宝級(^^；の髭の持ち主です。（時代を感じさせる設定だなと・・・）

別にマリやツバサでなくても宿題をしてきてる女子はいっぱいいるわけだが、みんな冷たいのか、中身が信用できないのかは不明です。

☆次回予告あり