第15話「結婚させてもらいます」

1973年1月10日

いつもの言い合いから、「ママが来るまで家の事は全部私がやっていました！」と言ってしまったところ「それなら今後はツバサがやりなさい」とパパに言いつけられてしまったツバサ。意地をはったツバサは自分でやると宣言するが朝の寒さが身にしみてなかなか起きられなかった。

なんとか起きて仕度をしようとするとなにやら物音が。「さては！」と裏口へ回ってみると家を覗こうとしている若い男がいた！　「待て〜！」とおいかけて捕まえてみると牛乳配達のアルバイトをしている沢本コウジという大学生だった。前から憧れの女性がいて、好きでしょうがなくてやってしまったらしい。自分のことだと思ったツバサはいい気分になって今回は許してあげることにした。

結局騒ぎの間にマリが朝食の用意をしてしまっていた。今回は嘘をついてツバサが作ったことにするがパパは「マズイ！」と言い出す。マリが作ったときいて慌ててごまかすパパは今のままではお嫁のもらい手がいないぞと言うが、ツバサは意地を張って「今のままでいいという人が現れたらどうする？」「結婚するって言い出したらどうする？」と言い出す！　パパにネンネと言われて怒ったツバサは結婚宣言するが・・・！？

ツバサはこのあいだ覗きをした大学生沢本を連れ出し「ニセの婚約者」にしたてようとする。しかし、沢本の好きな人はマリだと知ったツバサは「このあいだのことは絶対許さない。牛乳屋の主人や学校に言いつける」と脅して家へ連れて行くことに！

パパの前で「結婚する」と宣言するツバサ。まさか連れてくるとは思わなかったパパは大弱り。「反対するんだったら駆け落ちする！」と言い出したツバサに困るパパとマリはつい喧嘩までしてしまう。その様子を庭からうかがうツバサも最初は喜んでいたが「ちょっとやり過ぎかな？」と考え始めたとき、なんとパパがマリを泣かしてしまったため「ツバサだって結婚してもおかしくない」とまで言い出して今度は形勢逆転。ツバサの嘘が裏目にでそうな気配だ。

パパに呼ばれてもう一度二人でパパと話をすると、パパから許しが出てしまったがそれは困るとごまかし始める二人。しかし結局沢本が嘘だったと告白してしまうのだった。誤るツバサに大笑いのパパ。どうやらこの間の二人の様子から怪しいと思っていたし、庭から様子を見ていたのも気付いていたのでちょっと困らせようとして結婚をＯＫしたのだった。パパはマリのことばかりで自分をかまってくれないからパパをつなぎ止めていたかったと話すツバサにパパもジ〜ンとするが、それを横で聞いていたマリは「冗談じゃない！」とある決心を・・・。

翌日ツバサが家に帰ってみるとなんとマリが置手紙をして家出してしまっていた。その状況を知って喜ぶツバサだったがパパは心配でしょうがない様子。ツバサにはまたマリの作戦だとわかっていたがパパのあまりの落胆ぶりに「しょうがない。帰ったらママと呼んでやるか・・」と捜しに行こうとするがそこへマリがひょっこり帰ってきてその言葉を聞かれてしまう。なんとお隣のおば様宅に行って寝相の悪いツバサ用の腹巻の編み方を習いに行っていただけだった。またしてもマリにしてやられたツバサでした。

嘘の雲行きが怪しくなってしまった二人は・・・

「おくさまは18歳」ファンには嬉しい二人の共演でした。

マリの作った朝食をマズイと言い出すパパ。事情を聞いたときのパパの様子が爆笑です！その様子を見て嬉しそうなツバサもね！　ここでは一本とられてしまったパパでしたが、結婚騒動はやられたと見せかけておいて「こんあことだろうと思ったよ」とすべて見抜いていたということだったんですね。しかしもう少し「知ってて演技してる」ような演技で見せてくれないと見てる側には前振りだった朝食事件と同じように本当にだまされてるようにしか見えません。あれは気づいてたのかどうか、どっちだったんでしょうか？　・・・事情を白状されたときにどうも私には違和感がありましたが、考えてみたらパパが許すはずも無くやっぱり演技か・・・。さすがのパパもマリの家出には気づかない？

最後のマリの家出はツバサにはお見通しだったわけで、哀れに思ったツバサの「ママ」発言をとってさもマリが勝ったようなエンディングでしたが見てる私には今回はツバサの勝ちでした。

今週からヘアバンド？がまた一段と可愛いツバサちゃんでした。アップもいっぱいです(^o^)

☆次回予告あり