第9話「ママはいじわるだ」

1972年11月29日

朝から、つめが伸びてる、ちり紙を持て、宿題を忘れるなどマリから子供扱いされるツバサ。しっかりパパにも注意されてしまう。「朝ご飯抜きで宿題しなさい。」というパパに「私が見せてあげるから今日は勘弁して。他の人に言っちゃダメよ。」とマリはツバサをかばってみせた。

しかし、ツバサが学校でマリのノートを独占しようとするが、ツバサの言動から「お手伝いのマリをいじめている」としてクラスメートからつるしあげられてしまう。結局、「お手伝いなのに・・・」とかマリばかりがもてはやされておもしろくないツバサはついマリに憎まれ口をたたくが健にそのことを聞かれてしまい叱られる。最近ツバサがおかしくなってしまったと感じていた健はハイキングを計画していた。昔のツバサにもどれるようにと二人で行こうと言い出すが、そのことを園長に聞かれ、「二人っきりでいくことは禁止」されてしまう。だまってでかけようとする二人だが・・・。

園長先生が禁止したことを知っていたマリとそれをきいたパパはハイキングへ行くことを反対する。しかし、マリがいっしょにいくということでＯＫとなった。しかし、いざハイキングに出かけてみると結局マリが邪魔になってしまいせっかくのハイキングもおもしろくないツバサだった。

なんとかマリを追い出そうとするツバサは思い切った計画を実行しようとする。パパと吉沢先生、マリと山之上先生をデートさせ、公園で鉢合わせさせてお互いの中を裂こうというのだ。ニセの手紙を4通用意するツバサだったが、ちょっとの隙にマリに見つかってしまい手紙の中身をすり返られてしまう。そうとは知らず、翌日手紙を4人に渡すツバサだったが見事に失敗！公園でパパとマリがデートすることになってしまった。

15の小娘のような気持ちになって卓也様を5時間以上も見つめ続ける星野達子であった・・・。

どうもマリの行動は本当にツバサにいじわるをしているように見えてしまうことがあり損をしてると思う。しかしそれは、ツバサを思ってのことなのだろうか？　クラスメートに対して「だって私お手伝いさんなんだもん」と言ったり、「ママって本当のこと言っていいの？」とか、ピクニックに行ったときも黙ってればいいのにお弁当の説明をしてツバサに恥をかかせたり。実はわざとなのか・・・？　だとするとかなり陰険だが・・・たぶんあまり考えてないのだろう（そういう演技に見える）　

しかしこのドラマはそういう部分を抜きにしたカラッとしたドラマのときはとてもおもしろいのだが、どうも前半はすっきりしない展開が多い。普通はツバサの立場だったらキレルでしょうね。　だからお隣のおば様がからむと無条件でおもしろくなるんですね。なんか今回もツバサがいじめられてるのと対照的になってしまいました。

ちなみに健はいつもマリとツバサの話を立ち聞きして怒っているが、肝心なことは聞き逃してるんですよね・・・。

「パパとベッドの上で・・」発言はちょっとドッキリ。ツバサちゃんのセリフとしてはね！「山でへんなこと」もかな。(^^;

マリとパパが愛し合ったのは去年の秋、つまり高校2年生ということです。現在では犯罪スレスレ？(^^；　しかし、同じ年の娘がボーイフレンドとハイキングに行くのは反対するという。パパというのも勝手な生き物です。　（気持ちはわかる、ウン）

ハイキング中、ツバサ一人に荷物を持たせる健は最低ではないか？　どうしてマリの荷物を持ってあげることが「昔の自分を取り戻す」ことなのか不明。男ならおまえが持てよと画面に突っ込む私でした。

ツバサの髪にパーマというかちょっと雰囲気違うかな？高校生よりおとなっぽく見えます。　しかしツバサのことしか見てなかったがマリもけっこうヘアスタイル変わってるんですね。

ならんでみるとマリと健はあまり身長変わらないんですね。さすが元モデルということでスレンダーなマリさんでした。

☆次回予告あり