第2話「逆転　逆転　また逆転」

1972年10月11日

朝起きるとツバサはいつものようにパパを起こしに部屋へ行くが、そこでマリとのキスシーンに遭遇してしまう。子供扱いするマリに怒るツバサ。ツバサはマリをママとは認めないため学校ではそのことは内緒にするつもりだったが、高校だけは普通に卒業させたいとそのことはパパも賛成で逆にお願いされてしまう。

クラスメートたちは転校生のマリともっと仲良くなるためマリの家へ遊びに行くと言い出した。健をはじめ男子たちも乗り気だ。なんとか断ろうとするマリだったが、断固反対するツバサは事情のわからない友達からは見放されてしまう。結局マリは押し切られる形になってしまった。

日曜日、クラスメートが遊びにきてしまったので仕方なく庭へ出て隠れるツバサ。ここへパパに帰られてはマズイのでこの機会に吉沢先生をパパとくっつけようと先生を連れて空港へと迎えに行き無理矢理二人っきりにする作戦に出た。

家へ様子を見に戻ったツバサは騒ぎに文句を言いに来たおば様につかまってしまい中へ連れて行かれてしまう。そしておば様の口から「ツバサがこの家の娘で、マリは天下ご免のお手伝いさん！」とバラされてしまう。しかし、そのことで逆にツバサは同級生のお手伝いさんをいじめてるとみんなに思われてしまい、ツバサはみんなにバカにされてしまい悔しい思いをするが秘密は意地でも話せないのだった。

マリが「お手伝いさん」と友達が知った段階で、「お手伝いのマリのためにツバサが家を空けてあげた」という考えにはならないのだろうか？　なぜツバサがあそこまでみんなに嫌われなければいけないのかという疑問がわいてしまう。ツバサの態度ではそこまで責めなくてもいいと思うが・・・　　とにかく友情というものを持たないクラスメートにはまったく感情移入できない。そこらへんが前２作とは違っているのは確か。「ママとは認めない！」というツバサの意地から今後は何度もこういう目にあうのです。それがちょっとかわいそうなツバサ。マリも別に悪くないんだけど。ここがこのドラマの欠点かもと思うのですが・・でも逆にそこが好きって人も多いようなんですね。

おかげでツバサの口癖は 「あんニャロメ〜！」 「またまたまたまたくやしィ〜！」 「勝手にしろォ！」 と恨みばっかりです。(^^；このドラマでは悔しがるシーンばかりですね。

山之上先生、だいぶマリのこと気に入っちゃったんみたいです。

パパがマリとの結婚を決めるまで何ヶ月も悩んだそうだ。おそらく付き合い始めたのはマリが１７歳以前と推察されます。オイオイ、オヤジ〜！と突っ込み。(^^；

となりのおば様（星野達子）の主人はダムの工事現場に行きっ放しなので淋しい身の上らしい。早乙女家が１０年前に引っ越してきたと言っています。それ以来、パパは憧れの人なのだろう。

ロケ地情報では早乙女家は成城だったらしいですが、故高橋悦二さんも成城にお住まいだったそうで通勤に便利だったろうと思います。(^^)　しかしなんだか空港がごく近所のように移動しています。

男子の一人が家の庭に隠れるツバサ（ネコのふり）に「ミルクをやるぞ」とコップのままジャーってかけます。あんなミルクのあげかたってあるでしょうか！（怒）

クラスメートが合唱する歌は私の大好きなシモンズの「恋人もいないのに」とワイルドワンズの「想い出の渚」。そう！健役の鳥塚しげきさんの持ち歌ではありませんか！　得意のギターも披露しています。

友紀さんは「なんたって１８歳！」の頃より痩せたように思います。

「〜なんだわぁ！」という口調は青木まどか時代からの口癖かな？(^o^)

☆次回予告あり